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清水アキラ三男「薬物逮捕」より仰天の“2世タレントの現状”

2世の不祥事のたびに思い出すタレント 生き残る芸能人のすごい処世術①

「ぜいたくはさせない」キャシー中島夫妻

 やはり、大女優の息子が不祥事を起こしたケースで、その息子が10代で遊びまわっていた頃、お金がなくなるたびに自宅へ電話すると、お手伝いさんが30万円を持って遊び場に届けたと聞いている。こうして育てられれば、普通の感覚ではいられなくなるだろう。

 話が長くなってしまったが、こうした不祥事が起こるたびに思い出す人たちがいる。俳優の勝野洋と、タレントでキルト作家のキャシー中島夫妻だ。

 昔、正月のハワイに家族でやってきた時に取材したが、夫妻はビジネスクラス、子どもたちはエコノミーに乗ってきた。そのことを尋ねると、「当たり前ですよ。まだ学生です。そんなぜいたくをさせちゃ、おかしくなってしまいますよ」と、さも当然といったふうに言われた。夫妻は子どものために静岡県御殿場市に転居したこともあり、しっかり子育てをしていると感じたものだ。

 先日、キャシー中島は芸能生活50年、キルト作家45年のパーティーを開いた。そこにデザイナーのほか、俳優としても活動する息子も姿を見せていた。常識を厳しく伝えてきたからか、会場には仲の良い家族の姿があった。

『生き残る芸能人のすごい処世術』より構成)

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城下 尊之

しろした たかゆき

芸能ジャーナリスト

1956年福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。在学中から産経新聞でアルバイトをしていた経緯から、大学卒業後は、サンケイスポーツの文化部芸能担当記者となる。1982年『モーニングジャンボ 奥様8時半です』(TBS)の芸能デスクとなり、サンケイスポーツを退社、芸能リポーターに転身する。その後、数多くのワイドショー番組で活躍。現在の担当に『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)、『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)、『バイキング』(フジテレビ)などがある。


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  • 2017.10.20