WEB版限定! 『3時間でサッカーの目利きになる』ポジション編
サッカー初心者「タケ」君の素朴な疑問に、サッカーの目利き「ヒデ」先生が分かりすく答えていく、サッカー観戦を10倍シンプルに100倍楽しくする1冊、『3時間でサッカーの目利きになる』(ベスト新書)が好評発売中。ここでは本編に掲載できなかった、ポジション編を特別公開します!
センターバックは”映画監督”?
サイドバックは”秘書”?
サッカーのポジションのキャラを分かりやすく解説!
タケ
サッカーっていろんなポジションがありますよね。GKとか、DFとか、MFとか、FWとか。たとえば、GKってどういうポジションなんですか?
ヒデ
GKはゴールを守る選手。サッカーで唯一、手を使えるポジションだね。
タケ
どういう人がGKに向いているんでしょう。
ヒデ
まずは身長が必要だね。サッカーってゴールの大きさは縦が2.44メートル、横が7.32メートルなんだけど、2.44メートルの高さのボールに対応できなかったら、シュートを防げないからね。自分の真上だけじゃなくって、斜めにも対応しなきゃいけないし、身長はやっぱり欲しい。ザックジャパンの川島永嗣選手は185センチあるけど、それでも世界ではあまり大きいほうじゃないよ。
タケ
なんかゴールの大きさの数字がやたら細かいですね(笑)。
ヒデ
2.44メートルっていうのは8フィート。7.32メートルは8ヤード。サッカーはイギリス発祥のスポーツだからね。公式サイズがそもそもメートル表記で決まったわけじゃないんだ。ちなみにフットサルのゴールは縦2メートル、横3メートルって、メートル表記でぴったりなんだけどね。
タケ
なるほど~! ちなみにGKって、男が惚れる男みたいなところがあると思うんですよ! 川口能活選手とか、川島永嗣選手とか、日本代表の歴代GKもみんな熱いし真面目そう。 まさしく頼りがいのある“守護神”って感じです。
ヒデ
えっそうなんだ? 実は僕はちょっとタケ君とは違うイメージをGKに持っているかも。ある意味GKはチームでいちばんの“変態”がやるポジションだと思ってるから(笑)。
タケ
えっ!? それはどういうことですか?