「変化することに恐れはない」テクニシャンからストライカーへ。金崎夢生独占インタビュー
金崎夢生独占インタビュー第一回
ビジネスマンからも。「言葉」から学んでいる
――サッカー選手がこうしてきた、とかじゃなく。
金崎 そうです、そうです。全然仕事も違う人とか、例えば、ビジネスマンの方の話しを聞いて「あぁ、なるほど」と学ぶ点があったり、自分の考えと照らし合わせながらそういうこともあるか、と思ったり。同じ社会人として働いていて少し重なる部分もありますからね。一見、関係無い所から、ふと出てきた言葉を面白いと感じることが多いです。
――アスリートの方だと機会としてもアスリートの方に偏ることが多いですものね。
金崎 そうですね。特定の分野だけでなく、それよりも関係のないところから出てきた言葉の方が好きなんです。プレーに生かされているかどうかは別として(笑)。人として、そういうものが好きで、という感じではありますね。
――チームメイトからはどうですか?
金崎 ふだん何か直接言ってもらうとかではないんですけど、毎日同じようにトレーニングをしている、普通の姿で感じることが多いのは(小笠原)満男さんやソガ(曽ケ端準)さんですね。上手く言葉では言い表せませんが、満男さんとソガさんがああいう風にやっているというだけで、特別なことをしているわけでもないんですけど、間違いなくチームに必要な存在、必要な姿勢なんだなと感じます。
――必要な姿勢。
金崎 はい、そうですね。それが何なのかは上手く表現できないんですけど。
――それは鹿島で初めて感じたタイプの選手でしたか?
金崎 いくつかチームを経験してきたので、各チームでベテラン選手の方が出す雰囲気を感じることはありますが、鹿島には鹿島の色があるのだと思いますね。【第二回は10月21日更新予定です】
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