清洲の再興模擬天守へ |BEST TiMES(ベストタイムズ)

BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

清洲の再興模擬天守へ

季節と時節でつづる戦国おりおり第317回

遙かなる清洲城③

 さぁ、いよいよ天守へ。

 

 重厚な黒金(鉄)門を意匠にした門に、

 

 塀は「信長塀」と呼ばれる、瓦と粘土を積み重ねたもの。熱田神宮や泉涌寺そば、石清水八幡宮などで見られるこの塀は城に用いられるはずはないのですが、まぁ信長ゆかりの塀ということで取り入れられています。

 

 

 そして正面に、再興模擬天守。あくまで想像の産物でしかありませんが、黒い板壁がいかにも信長・秀吉の時代っぽくて良いですね。

 こうして疲労困憊のすえに名古屋ツアーは終了したのでした。教訓:名古屋の史跡めぐりはレンタカー必須!

KEYWORDS:

オススメ記事

橋場 日月

はしば あきら

はしば・あきら/大阪府出身。古文書などの史料を駆使した独自のアプローチで、新たな史観を浮き彫りにする研究家兼作家。主な著作に『新説桶狭間合戦』(学研)、『地形で読み解く「真田三代」最強の秘密』(朝日新書)、『大判ビジュアル図解 大迫力!写真と絵でわかる日本史』(西東社)など。


この著者の記事一覧