ヒロシ「人見知り」がホストを熱望した理由
ヒロシさん11月毎日更新 Q8 なんでホストを始めたんですか?
「女の人と遊んで30万」な仕事だと思っていた
同じ事務所にいた芸人の話を聞いて憧れたんですね。そいつ顔は不細工なのに、クロムハーツのネックレスとか3~40万するものをつけててやけにいい身なりをしてる。なんでだ!(不細工なのに)と聞いてみたら「女から…」とかもったいつけて言うわけですよ。
で、もっと聞いたらどうやらホストをやっていて、ネックレスはお客さんからもらったもの。月収も30万ももらっているらしい。
衝撃を受けましたね。「俺にもホストをやらせてくれ!」すぐさまそいつに頼みました。だってどこからどう見てもそいつ不細工なんですよ。こいつだったら俺でも勝てるわと(笑)。
全部ウソだった。でも後には引けない
でもそこからが変な話で。急にホストの大変さを語ってくるんです。
「今度お前が働いている店に連れて行ってよ!」
「いいけど。…でもさ、ホストも大変だよ。最初はトイレ掃除からだよ」
「いややるって!女の人と遊んで30万もらえるんでしょ?」
「でもね、先輩もすっげえ厳しいよ」
と言って、のらりくらりとかわしてくるわけです。
やっと面接に連れて行ってくれるという話になり、お店の名前が入った履歴書を書いて、スーツも着て、西新宿の安田生命ビルで待ち合わせして…という所までいきました。でもその時も連れて行ってくれない。店の前まで行っても、店の人が休みなんだ、とかあれこれ理由をつけられる。いよいよ怪しくなってきて、そいつにもらったクロムハーツをお店に持っていったんです。そしたら偽物でした。結局全部ウソだったんですね、ホストもやっていなかった。
ただ、こっちはなんだかわからないけど、後には引けなくてもうホストになると決めていました。結局ホストの知り合いがいるという女芸人のつてを頼りました。自分でお店に電話をかけて応募したんです。
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撮影協力:東京ベイ有明ワシントンホテル