周りはドン引き……ワインが出る店での男のNG行動
男のためのハズさないワイン術①
◆「肉なら赤ワイン、魚なら白ワイン」は古い!?
では、お店でワインを注文するときに気をつけるべきことは何か。よく言われる、「肉料理には赤ワインが、魚料理には白ワインが合う」というセオリーを信じて、その通りにワインを頼む人も多いが、竹内さんによると「必ずしも正解とは言えない」とのこと。
「肉には赤、魚には白、というのは間違いではない場合もありますが、考え方としては少し古い。つまり、肉に白ワインを合わせてもいいですし、魚に赤ワインを合わせてもいいんです。判断のポイントは、身の色です。肉でいうと、牛肉には赤ワインが合いますが、鶏肉は身が白いので白ワインを合わせるといい。魚でしたら、タイやヒラメなどの白身魚にはやはり白ワインが合いますが、カツオやマグロなど赤身の魚には赤ワインを合わせるとおいしいですよ」。
そうは言っても、たくさんあるワインの中から選ぶのはなかなか難しい。そんなときは、ブドウ品種を見ると良いとのこと。
「ワインには好みがあるので一概には言えないんですが、赤ならカベルネ・ソーヴィニヨン、白ならシャルドネのワインを選んでおくのが無難ではないでしょうか。カベルネは世界で一番多く作られている赤ワイン用ブドウ品種で、シャルドネは世界で一番多く作られている白ワイン用ブドウ品種。どちらも人気が高いので、覚えておくと便利です」。
レストランなどでワインを飲む際には、ぜひ以上のことを頭に入れて臨んでみてほしい。