仕事でワインを飲むとき、高確率でやっている「失敗」
男のためのハズさないワイン術②
◆手土産にワインを選ぶときに、覚えておくといいこと
ちなみに、仕事相手への手土産としてワインを購入する際のポイントについても、竹内さんに聞いた。
「私のお店にも、手土産用のワインを買いに来られる方がいるんです。そのときによく質問されるのが、『2000円から3000円でもおいしいワインはありますか?』といったこと。ワインの価格観が分からなくて、2000円台だと安くておいしくないのでは……と思われるんですね」。
確かに、ビールなどと違いワインの価格観は一般人には分かりづらい。レストランに行ったりすると高額なワインも目にするため、おいしいワインは総じて高いもの、という固定観念を持ちがちだが、竹内さんは「1000円台でもおいしいワインはありますよ」と言う。
「最新刊の『男のためのハズさないワイン術』にもワインの価格の仕組みについて書いた部分があるのですが、『2000円から3000円でもおいしいワインはありますか?』と聞かれる方はきっと、レストランで出されるワインの価格を思い浮かべているんだと思います。ただ実は、ワインを置いているレストランでは、仕入れ額の2倍から2.5倍の値段でワインを提供していたりするので、レストランで3000円のワインはお店で買うと1000円台ということも多い。3000円以下で十分おいしい手土産用のワインが購入できますから、安心してください」。
ワインショップを訪れれば、予算に合わせて店員の方が適当なワインをおすすめしてくれるので、仕事相手へワインを贈ろうと考えている方は、ぜひ気軽に来店してみてほしい。