本当はどんな日が知ってる? クリスマスの“真実”がわかる3冊。
【旅する書棚。③】さまざまな旅先に持っていきたい本を毎回3冊ずつ紹介。
かつて寺山修司は「書を捨てよ町へ出よう」と言ったけど、本がスマホにその座を取って代わられた今こそ、僕らはあえてこう訴えたい。「書を持って旅に出よう」。男の旅には、相棒のような一冊が必要だ。さまざまな旅先に持っていきたい、そして読むだけで旅の気分が味わえる3選。
彼女や友達、家族と過ごす年に一度の特別な日。
でも、本当はどんな日なのか知っていますか?
いつもとちょっと違う、本場のクリスマスへ。
サンタクロース公式ブック
〜クリスマスの正しい過ごし方〜
パラダイス山元 著・監修
後半の「サンタ体験談」もお見逃しなく。
国際サンタ協会(ホントにある!)から日本人唯一の「公認サンタ」として任命された著者によるガイド。ツリーの飾り方や北欧伝統のクリスマス料理、盛り上げ方まで丁寧に解説。常識を覆される「ちょっとヘンだよ、日本のクリスマス」は必読。
北欧へ行こう
ダヤンのスケッチ紀行
池田あきこ 著
今年のイブはサンタの生まれた街へ
人気絵本作家がイラストを交えて綴る冬の北欧旅行記。ノルウェーの森でツリーを切り出し、スウェーデンのクリスマス市場を訪れ、フィンランドでトナカイそりに乗って…日本じゃ絶対に見ることのできない、「本場のクリスマス」を疑似体験できる。
羊男のクリスマス
村上春樹 著・佐々木マキ 絵
プレゼントにも最適な心温まる名作絵本
『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』などで、独特な世界観の文体をイラストで見事に表現した名コンビが'80年代に出版した絵本。ファンにとっては、過去の村上作品に登場したキャラクターの再登板も見どころ。
今週末はバッグに本を詰めて、ふらり旅に出かけてみては?