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3児の父・中村憲剛の子育てに思わず納得と共感

中村憲剛選手12月毎日更新 Q14 3人の子どもの父親とのことですが、中村憲剛選手流の子育て論とは?(前編)

プロサッカー選手としての一面のほかに、3人のお子さんの父親という一面も持つ中村憲剛選手。子育てする上で、大切にしていることをお聞きしました。

大事にしているのは両親の「シンクロ」

 まずは、最も子どもたちと長い時間接している妻と、頻繁に話すことが大事だと思っています。だから、ちょっと時間が空いたときなどにも妻と話をして、子どもたちの近況であり、様子を聞くようにしています。

 

 子育て論の前に、夫婦で同じ考えを共有することが大事だと思うんです。お父さんはこう思っているけれど、お母さんはこう思っているというのではなく、教育にしろ、しつけにしろ、夫婦としての考え方を共有しておく。そのうえで、子どもたちにとって良い方向に導くというのが理想です。それだけに、子どもに対して怒るときの尺度というか、物差しが両親ともに一緒であるということが大事になってくる。

 

 もちろん、僕も人間なので、ごくたまに機嫌が悪くて衝動的に怒ってしまうこともありますけど(苦笑)、それはきっと、どの親も一緒なんじゃないかなと。だからこそ、そうではないときに、子どもにしっかりと伝えたり、話をするためにも、両親がシンクロしていなければならないということは、妻とも話していますね。

 ときには、妻と意見が異なることもありますけど、それほど大きなズレや価値観の違いというものはありません。そこはやっぱり、日頃からコミュニケーションを取っているからだと思っています。

明日の質問は…〈Q15 3人の子どもの父親とのことですが、中村憲剛選手流の子育て論とは?(後編)〉です。

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中村 憲剛

なかむら けんご

プロサッカー選手。川崎フロンターレ所属(背番号14)。

1980年10月31日生まれ。東京都小平市出身。6歳のときに府ロクサッカークラブでサッカーを始め、小金井第二中学校、都立久留米高校、中央大学を経て、2003年に川崎フロンターレに加入。2016年、歴代最年長の36歳でJリーグアウォーズ最優秀選手賞を獲得。プロ15年目を迎えた2017年現在も、チームの中心選手として活躍中。


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