愛妻家が伝授! 夫婦円満でいられる「不満」の伝え方
ベストセラー第2弾!『がんばる理由が、君ならいい』(0号室・著)を発売前に7日間連続先行配信! (7日目)
14万部突破のベストセラー『勇気は、一瞬 後悔は、一生』から1年――25万人を超えるフォロワーから支持される0号室さん(@0__room)の最新作『がんばる理由が、君ならいい』が12月18日(月)より配本開始。発売に先がけて、本の一部を特別に12月12日(火)~18日(月)の期間、毎日先行配信します! 〈第7回〉
[Keyword7 嫌いなところ]
いいところだけを
見ているのは恋愛
悪いところも
見られるようになったら愛情
恋人のことを嫌いにならないように、わざと嫌なところを見ないようにしている、という人がいる。
たしかに、嫌なところを知らなければ、自分自身も傷つかないし、相手を傷つけることもない。
だけど、「心」がはいっていない、うわべの関係になってしまっているのではないか。嫌いになることも、嫌われることも恐れる関係なら付き合わないほうがいい、というのが僕の考えだ。
本当の好きにたどりつける
一緒に過ごす時間が増えれば、違和感が生まれるのは自然なことだ。
「意外と束縛が激しいな」
「こんなに時間にルーズだと思わなかった」
「小さなことでいちいち怒る人だな」
など、いろんな「あれ?」があるはずだ。
相手への気持ちが一気にマイナスになった瞬間が、実は重要。冷めてしまうか、それでも好きなのか、ジャッジができるようになるからだ。
本当に好きなら、嫌なところも含めて愛そうと思えるはず。もし嫌いなところにひとつでも気付いて冷めるくらいなら、まだ浅い気持ちなのだと思う。
嫌なことは嫌と言う
嫌なところに気付いたら、努力次第で直せそうなことは思いきって伝えるほうがいい。言いたいことも言えない関係は幸せとはいえない。
ただ、不満を一方的に伝えるだけだと相手も嫌な気持ちになるから、僕ら夫婦の場合は、自分への不満も聞くようにしている。お互いに思っていることを正直に伝えて、
「ごめんね、今度から直すね」
って言い合える関係になれたら、その人とは未来も一緒にいられるに違いない。
- 1
- 2