演出?捏造? エントリーシートはどこまで「工夫」できる?
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川崎 良い話なのに全カットは、もったいないような…あ、でも自己PRと頑張ったことが塾ネタでつながったから読みやすいかも。
森田 たしかに。ちなみに岡先生、このように要素を入れ替えて書き直すときのコツはありますか?
岡先生 そうですね。エピソードを語るとき全般に当てはまりますが、次のような流れを意識しましょう。まずは苦労話や失敗談から始め、その問題を乗り越えるための努力について述べます。このとき、失敗→努力のプロセスをもう一度入れても構いません。最後に、目標を達成した、または成長できたという結論で締め括ります。
川崎 結果がまだの場合は?
岡先生 良い質問です。もし現在進行形の取り組みなら、問題提起や努力している内容に加え、このような結果が出るはずというビジョンがあることを伝えましょう。
川崎 なるほど〜。それならいくらでも書けそうだな。
森田 いや、捏造はダメでしょ!
岡先生 本当に考えていないことや、やっていないことを捏造するのはおすすめできません。ですが、時系列の入れ替えは、有効なテクニックのひとつなんですよ。
森田 どういうことですか?
岡先生 アパレル業界の学生時代に頑張ったことを見てください。