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教育現場を狂わせている「犯人」は誰か? 教育界に一石を投じる「尊敬されない教師」発売!

教師が尊敬されなくなった社会の問題を読み解く。諏訪哲二・著『尊敬されない教師』1月9日発売。

教育界の「正論」に隠された問題点とは?

プロ教師による、教育再生へのカギがここに。

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教師があまり尊敬されないようになってから、かなり時間が経つ。世の中からあまりありがたい存在だと思われなくなった。

一方、昨今の教育現場は、いじめ、不登校、校内暴力、学級崩壊、学力低下……と、混乱を極めている。そうするとマスコミや有名識者たちは、その元凶がすべて教師にあると騒ぎ、世論はあまりにもその言説を鵜呑みにしていないだろうか。

はたして、このように諸悪の根源にされるほど教師はダメになったのだろうか。

 

保護者は自分の子どもを守るために。

教師は自分の矜持を守るために。

世論は真実を確かめるために。

表題の意味を、ぜひ本書で確かめてほしい。

 

子ども(生徒)は昔から教師の「いうがままに従い学ぶ存在」ではなく、時代や個体の影響を受けた強い主体性を持ったものであることを意識すべきである。

マスコミなどの教育論評などで教師の指導によって左右される受け身的な存在のように語られるのは、現実問題としても原理的な問題としても間違っている。

教師と生徒は価値を争っているのである。

                         【本文より】

 

[書名]尊敬されない教師
[著者]諏訪哲二
[発売日]2016年1月9日
[定価]830円+税
[判型]新書
[頁数]256頁
[ISBN]978-4-584-12494-9

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~プロフィール~

1941年千葉県生まれ。「プロ教師の会」名誉会長。作家。東京教育大学文学部卒業。埼玉県立川越女子高校教諭を2001年3月に定年退職。「プロ教師の会」は、80年代後半に反響を呼んだ『ザ・中学教師』シリーズ(宝島社)をはじめとして、長年にわたり教育分野で問題提起を続けている。著書に『なぜ勉強させるのか?』『間違いだらけの教育論』(以上、光文社新書)、『オレ様化する子どもたち』『「プロ教師」の流儀』(以上、中公新書ラクレ)など。


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  • 2016.01.09