50代からの健康アップ水泳術
第1回「背浮き」
ゆったり浮いて水に慣れよう!
こんにちは。
水泳インストラクターの内村です。
久しぶりの更新となりました。
ブログタイトルも
『50代からの健康アップ水泳術』
とリニューアルとなりました。
あらためてどうぞよろしくお願いいたします。
今回は、泳ぐ前にまずは水に慣れてみたい方向けに
初心者向けの「背浮き」を解説したいと思います。
背浮きの良いところは、なんといってもいつでも呼吸ができること!
空を見ながら、癒されること間違いなし!!
特に中高年の方で膝や腰に不安のある方は、
まずは、ゆったり浮いて水に慣れることはオススメです。
ただ、一方で、正しいスタートと立ち方をマスターしておかないと
あたふたと溺れているように見えてしまうのもこの背浮き。
写真を見ながらしっかりマスターしてください!
『初心者向け、背浮きの仕方・ビート版あり』
1
まずは、ビート版をお腹につけて、その浮力を利用して、
仰向けに浮かんでみます。
この時、必ず両耳を水の中に入れることがポイントです。
耳を入れていないと、胸の上に水がたまり、腰が落ちてバランスを崩し、
ビート版を持っていてもなかなか安定しません。
「背浮き(背泳ぎ)は必ず、両耳を入れる!」
と覚えてください。
安定して浮かぶことができたら、
ゆっくり呼吸をします。
鼻から息を吐き、口で吸います。
2
立ち方です。
まずビート版から両手同時に手を放します。
片方の手で何か浮かぶものをつかんでいると、
何もつかんでいない方の手との浮力の差で、
身体が回転してバランスを崩します。
この時慌ててしまい、水を飲んだり、パニックになったりします。
ですので、必ず両手同時に手を放します。
3
両手を放すと同時に、身体を丸めて沈み込みます。
この時、鼻から「ン〜ッ」と息を吐きます。
自分のおへそを覗き込むようにすると良いでしょう。
4
足が底に着いたら、ゆっくりと立ちます。
次に、ビート版なしです。
『背浮きのスタート&立ち方・ビート版なし』
5
両耳を水に入れ、そっとプールの底から足を放します。
しつこいようですが、必ず耳を入れます!!!
6
足が底から離れたら、
ゆっくり呼吸をします。
鼻で吐いて、口から吸います。
目線は真っ直ぐ天井を見ます。
7
立つときは、両手を前に出し、
おへそを見るように体を丸めながら沈み込みます。
この時、しっかり鼻から息を出してください。
8
両足が底に着いたら、ゆっくりと立ちます。
いかがでしたでしょうか?
この背浮きの正しいスタートと立ち方を覚えたら
いよいよキックや手の動作を入れてみましょう!
こちら、次回解説しようと思います。
どうぞお楽しみに(^^)。