雪降る名古屋城を撮影 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

雪降る名古屋城を撮影

外川淳の「城の搦め手」第53回

 東京では最大23センチの積雪を記録した先月。今回は、降雪の中での城の撮り方について触れてみたい。
 雪の撮影では、シャッタースピードを速くすれば、雪が点状になるのに対し、遅くすれば線状になる。いま降っているという感覚を出すためには、遅くした方がよいものの、度を超えると、画面が線だらけになる。とにかく、こういう場合は、下手な鉄砲を数撃ち続けラッキーショットを期待するのが得策だと思う。

雪の名古屋城大天守

 上は、数年前、雪が激しく降っているときに撮影した名古屋城大天守。傘をさしていても、雪ダルマになる。自撮りをするが、ピンが天守に行って失敗。

空堀で飼育される鹿

 いかにも寒々とした光景。天守の最上階まで登って俯瞰のカットを取り、2時間弱で早々に雪の名古屋城の撮影を終了しました。

KEYWORDS:

オススメ記事

外川 淳

とがわ じゅん

1963年、神奈川県生まれ。早稲田大学日本史学科卒。歴史雑誌の編集者を経て、現在、歴史アナリスト。



戦国時代から幕末維新まで、軍事史を得意分野とする。



著書『秀吉 戦国城盗り物語』『しぶとい戦国武将伝』『完全制覇 戦国合戦史』『早分かり戦国史』など。



ブログ「もっと²地図から読み解く戦国合戦」を開設。「ヤフー 戦国地図」で検索。


この著者の記事一覧