雪降る名古屋城を撮影
外川淳の「城の搦め手」第53回
東京では最大23センチの積雪を記録した先月。今回は、降雪の中での城の撮り方について触れてみたい。
雪の撮影では、シャッタースピードを速くすれば、雪が点状になるのに対し、遅くすれば線状になる。いま降っているという感覚を出すためには、遅くした方がよいものの、度を超えると、画面が線だらけになる。とにかく、こういう場合は、下手な鉄砲を数撃ち続けラッキーショットを期待するのが得策だと思う。
上は、数年前、雪が激しく降っているときに撮影した名古屋城大天守。傘をさしていても、雪ダルマになる。自撮りをするが、ピンが天守に行って失敗。
いかにも寒々とした光景。天守の最上階まで登って俯瞰のカットを取り、2時間弱で早々に雪の名古屋城の撮影を終了しました。