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これもあり! 予想以上に肉っぽい「畑の肉」缶

極旨缶詰レシピ(32) 

歯応えが肉そのもの

 最近よく聞く「人工肉」の話題。穀物から造ったものもあれば、牛や豚などの家畜の細胞を培養したものもある(培養肉と呼ぶ)。

 培養肉にはちょいと抵抗があるが、大豆や小麦由来なら「食べてみっか!」と思う。そういえば昔、80年代半ばにも、大豆で造られた人工肉を食べたことがあったっけ。不味くはなかったけど、美味しくもなかったなァ。

 で、先日のこと。散歩中に寄ったスーパー・ピーコックでこの缶詰を発見したのであります。オーサワジャパンという自然食品を扱う会社のもので、その名も「畑の肉」。小麦と大豆から造られているから、畑の肉。誠に正しい。

 食べて見ると歯応えがあり、脂肪っぽく見える粒も混じってて、歯応えはまさにひき肉。ただ香りはパンというか、こうや豆腐というか、そういう匂いだ。

 やってみたのはレトルトカレー肉増し。いや、肉じゃなくて小麦&大豆ミートなんだけど、気分はまさに肉。ちゃーんと美味しかった。

オーサワジャパン/穀物で作った畑の肉 ひき肉タイプ215g 参考価格460円(税込)

RECIPE!!

・レトルトカレーを温める。
・熱々ごはんにかけて「畑の肉」を好きなだけ乗せれば缶成! この写真では1缶の約1/3を使用。

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黒川 勇人

くろかわ はやと

くろかわ・はやと/1966年福島県生まれ。日本缶詰協会公認の缶詰博士として様々なメディアで活躍中。世界50カ国・数千缶の缶詰を食している世界一の缶詰通。


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