「猫から虎になった」小平奈緒が“自分の距離”に挑む! |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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「猫から虎になった」小平奈緒が“自分の距離”に挑む!

「スピードスケート」後半の見どころ。小平奈緒の滑りに注目!

■「女子団体パシュート」の見どころ

 19日から1回戦が始まる女子団体パシュートは、トーナメントの勝ち抜き制。21日の準決勝と決勝で金メダルが決まる。

 宿敵のオランダと、どこで対決するのか。決勝か、準決勝か。それによって選手起用の戦略も変わるかもしれない。

 準決勝と決勝は同日に行われ、レース間隔は約1時間しかない。パシュートは代表4人のうち3人が滑るので、できれば準決勝はベストメンバーの1人を温存して勝ち上がり、決勝はベストの3人でオランダと対戦する形が理想だ。が、ドローによっては、このような余力を残した戦い方ができるかどうか、わからない。

 今大会の個人のレースを見た限り、高木美帆、高木菜那(5000m12位)、佐藤綾乃(3000m8位)の3人がベストメンバーとして組まれる可能性が高い。最新、最速の世界記録を出したときの3人だ。

 最初からこの3人でいくのか。それともオランダ以外の相手には、菊池彩花+高木姉妹の3人で組み、身長の大きな菊池に風除けとして頑張ってもらいながら、佐藤と高木姉妹の体力をなるべく温存する作戦がとれるかどうか。金メダルへのオーダーはどうなるか? 選手起用の戦術がメダルの色を左右する。

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田端 到

たばた いたる

1962年生まれ。週刊誌記者を経てフリーのライターに。競馬、野球を中心に著書多数。趣味は五輪競技アスリートのSNSを観察すること。卓球は17年アジア選手権と18年グランドファイナルを現地観戦。


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