フィギュアスケートの「ジンクス」について 織田信成のとらえ方
織田信成さん2月毎日更新 Q25.フィギュアスケートにまつわるジンクスはありますか?
スポーツの世界では時に「ジンクス」について語られることがあるが、フィギュアスケートにもあるのか? また、選手はどのくらい「ジンクス」を気にしているものなのか? 織田信成さんにお話を聞きました。
最終的には気持ちが大事
――フィギュアスケートに「ジンクス」はありますか?
多くの選手が気にしているジンクスはいくつかありますね。最も有名なのは「女子フィギュアスケート選手が、オリンピックでラフマニノフのピアノ協奏曲を使うと優勝できない」というものです。伊藤みどりさんやミシェル・クワンさん、浅田真央さんがその例に当たります。もちろん、それは偶然で、実力があり期待されたからこそ印象に残っているだけでしょうけど……。
また、衣装の色にもジンクスがあります。「五輪の女子シングルチャンピオンは青を着る」というもので、トリノオリンピックで金メダルを獲った荒川静香さんや、バンクーバーオリンピックの金メダリストキム・ヨナさんも青い衣装でした。
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2018年、平昌オリンピックの年に氷上のお殿様こと織田信成が、自身の、波乱万丈のスケーター時代など体験を交えながら、フィギュアスケートの魅力を皆さんにお伝えします。また、指導者であり解説者である厳しい視点は保ちつつ、初心者にこそわかりやすい、平昌オリンピックの見どころなどを解説。逆境でこそその強さと美を発揮してきた羽生結弦選手への思い、戦友・浅田真央さんへのメッセージ、松岡修造さんとの熱血対談も必読!