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時代を生き抜くための「グローバル行動力、センス」を身につけるには?

シリーズ:3年後に結果を出すための 最速成長⑩

1. 地球上のどこにでも商売のネタがあると思って行動する。
 
以前は、日本製の製品を世界中、地球の裏側まで平気でがんがん売りに行っていました。現地での商売、投資、鉱山開発なども積極的に行われていました。アジアもアフリカも以前よりはるかに成長し、魅力的な市場になっていますので、チャンスは無限大にあります。

2. 英語がしゃべれないことで内向きにならない。
 英語がしゃべれないとダメとか、日本人は発音がヘタとか、あれこれ考える必要も意味もありません。

 実際、明治維新時にも、高度成長期にも、何の問題もなく、やり取りしていました。 言葉というのはそういうもので、切羽詰まればいくらでもコミュニケーションができ ます。指差しとイエス、ノー、サンキューだけでも十分です。

3. 国内でも海外でも、相手がどこの国の人であろうと積極的に話し、やり取りする。
 
行動するかしないかは、ほんのちょっとした気持ちの持ちようだけで、決してスキルの問題ではありません。

4. 人目を気にせず行動する。
 日本人は、人目を過剰に気にするようになってしまいました。人目を気にするのは自信がないせいですが、ただの習慣、癖の結果でもあります。変えようと思えば変えられないものではありません。

どうでしょうか。この30年ほど振り子が過剰に振れていたことを皆で認識し、改めてハングリーさを取り戻していくことができるのではないでしょうか。

A4メモのタイトル例

  • どうやったら、海外でも平気でコミュニケーションし、仕事ができるか?
  • 友人でグローバルに活躍している人は誰か、どうしてできるのか?
  • 海外のどこに行って、どういう仕事をしてみたいか?
  • それを実現するには、どういうステップがあるか?
  • 日本で、外国人とやり取りして慣れておくには?

※A4メモ書きは、『ゼロ秒思考』でご紹介しているシンプルな思考整理トレーニング方法です。

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赤羽 雄二

あかば ゆうじ

ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクター。東京大学工学部を1978年に卒業後、コマツで超大型ダンプトラックの設計・開発に携わる。1983年よりスタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了後、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。マッキンゼーソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となるとともに、韓国LGグループの世界的な躍進を支えた。主な著書に『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』(ダイヤモンド社)、『頭が真っ白になりそうな時、さらりと切り返す話し方』(KKベストセラーズ)、『入社3年塾』(三笠書房)等がある。


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