ワイン選びに困ったら・・ロゼワインを選ぶべし! その理由とは?
人生を変えるワイン学 第39回
◆実は日本人の口に合う
なににでも合わせやすいロゼワインですが、特にしゃぶしゃぶ、ちらし寿司、焼き野菜、天ぷらなどの和食との相性は最高です。日本人が大好きな焼鳥やお好み焼きともよく合います。
また、冷やして飲めるので、海外の人に比べて冷たいものが好きと言われる日本人の口にぴったりです。
最近では少しずつではありますがやっとロゼワインの認知度は上がってきています。まだまだ日本でブームとはいえませんが、日本へのロゼワインの輸入量が増えてきています。何年か前に比べると、レストランでロゼワインをみかけるようになってきました。
日本でロゼワインが大ブームとなる日も近いかもしれませんね。
◆和食以外に合う料理は
どんな料理とも合う万能ワインですから食事のときには大いに活用できます。料理と合わせるワインに迷ったら、辛口ロゼワインがオススメです。
特に相性がいい食材は、エビ、カニ、サーモン、貝、タコなどのシーフード。豚肉とも合います。
料理は、酢豚やエビマヨなどの中華料理、生春巻きやバインミー、バインセオなどのベトナム料理、プーパッポンカリーやソムタム、エビのパッタイなどのタイ料理、パエリアやブイヤベース、ラタトゥイユ、カポナータなどの地中海料理がオススメです。このジャンルのレストランに行ってロゼワインを見つけたら「この料理と辛口のロゼワインは相性いいんだよ」と女性に言ってサラッと注文してみては。あなたの評価があがるかも……。
◆覚えておきたい3大ロゼワイン
ちょっとした話のネタにフランスの3大ロゼワインを覚えておきましょう。この3つを覚えておけば、ロゼワインを注文するときにカッコよく決まりますよ。
南ローヌのタヴェル・ロゼ・・・オレンジがかったピンク色をしていて、辛口でコクがあるのが特徴です。
プロヴァンスのロゼ・・・さっぱりとした辛口が特徴です。プロヴァンスでは、造られているワインのほとんどがロゼで、日常的に親しまれています。
この3大ロゼはレストランに置いてある確率が高いので、女性にすすめるときや注文するときに、ほんのり甘いロゼが飲みたい場合は「ロゼ・ダンジュはありますか?」、コクのあるロゼワインが飲みたい場合は「タヴェルのロゼはありますか?」、さっぱりとすっきりしたロゼワインが飲みたい場合は「プロヴァンスのロゼはありますか?」と聞いてみましょう。ロゼ通な感じがしますよね。