アールデコ、ミッドセンチュリーetc.…今さら聞けないインテリアの専門用語集(1)
【今さら聞けないインテリアの専門用語辞典①】押さえておきたいインテリアの基本用語をSTREET JACK編集部が総まとめ!
第1回は「柄・デザイン」のインテリア専門用語をお届けします。
[アーガイル柄]
スコットランドのアーガイル地方発祥のチェック柄。ひし形と、その辺に平行に引かれた直線で構成される格子模様。ラグやベットカバーなどに用いられることが多い。アイビースタイルの定番柄としても用いられる。
[アールデコ]
1910年代ごろからヨーロッパやニューヨークを中心に流行した美術様式。直線で幾何学的な表現で、建築・絵画・ファッションなど、あらゆる分野に影響を与えた。エンパイアステートビルの装飾などが有名である。
[アラベスク柄]
イスラム教のモスクの壁面などに見られるイスラム美術様式の柄。植物や星などをモチーフにしたものが多く幾何学的で複雑、かつ幻想的な文様で、建築装飾としてはもちろん、ファッションにも積極的に取り入れらている。
[グレンチェック]
細かな格子柄を組み合わせ、大きな格子柄を組み合わせ、大きな格子柄を構成したチェック。グレンとは「谷間」を意味し、スコットランドのアーカート地方の渓谷で最初に作られたことからこの名がついたと言われる。
[シャビー]
元は「着古した」「ボロボロの」といった意味だが、転じて「古くて味のある」といった意味の用語として、アンティーク品などを指す言葉として使われる。使い込まれ、風合いのインテリアや、それらを用いたスタイルを社ビーシックと呼ぶ。
[絞り柄]
布の一部を糸でくくったり縫ったりしたうえで染めることで、染料がしみた部分とそうでない部分のギャップを模様にする「絞り染め」によって生まれる柄。日本の絞り染めは奈良時代ごろから行われていた。世界各地に同様の技法が存在する。
[テクスチャー]
インテリアや建築などに対し、材質を問わず、その素材や製品全体が持つ質感、感触、色や模様、風合いのことを指す用語。手で触って感じること、目で見て感じることのいずれもテクスチャーと呼ぶ。織り方によって生じる布地の表面の凹凸や模様、織り方そのものについても同様。
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