日本での不人気、強盗殺人、そして引退…悲劇に見舞われた8代目【エアジョーダン秘史(8)】
1985年の1stモデルから今なお続くレジェンドバッシュのヒストリー。
ストラップはトップグレード・バッシュにふさわしい仕様に
特徴的なクロスストラップは、エアレイドがナイロンベルトにベルクロをつけただけのものだったのに対し、AJ8ではレザー+ベルクロ仕様にアップグレードされている。AJ7ではヒールカウンターに入っていた23のナンバリングは、クロスストラップの中央に刺繍で入る。アッパー表面にはベンチレーションホールが設けられているが、シューレース部分のほとんどがストラップで覆われてしまうため、通気性は良いとは言えない。
歴代最小、わずか3色しか作られなかったオリジナルカラー
オリジナルカラーは黒×アクアブルー(オールスターカラー)、白×赤、そして黒×白(ブルズカラー)の3色しかリリースされなかった。これは歴代AJの中でも最も少ないカラーバリエーションだ。最初の復刻は、'02〜'03年にかけてで、白×赤のみが復刻。その後、'07年の2度目の復刻時に、残りの2色、黒×アクアブルーと黒×白が初復刻された。また、'02年にはAJ6と同じようにミッドカットの丈を詰めたローカットがデビュー。さらに、トレッキングブーツ風のAJ8Bも企画されたが、これは製品化されずドロップされている。
*参考文献『スニーカーJack Premium「まるごと1冊エアジョーダン23周年』(小社刊)
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