ベゼル、バックル、リューズ…etc. いくつ分かる? 腕時計の専門用語(1)
【今さら聞けない腕時計の専門用語辞典(1)】腕時計を語るうえで欠かせない基礎知識&基礎用語を徹底解説!
一般的には馴染みの薄い専門的な用語が多く、その性能や機能も多岐にわたる深淵な腕時計の世界。そんな腕時計を語るうえで欠かせない基礎知識&基礎用語を徹底解説していくシリーズ。
第1回は「腕時計の基本名称」編をお届けします。
最初の最初に覚えておくべき
時計の「基本名称」を押さえよう。
腕時計のディテールには独特な名称も多い。まずは各部の呼び名をしっかりと覚えるところから始めよう。今回はもっともベーシックな「アナログ3針時計」をベースにして、基礎のさらに基礎の用語に絞って紹介する。
時分針/秒針
時・分・秒からなる
“3針”タイプが時計の基本
時針(短針)、分針(長針)、そして秒針という3つの針からなる姿が時計の基本形。このような文字盤を持つ時計を一般的に「3針モデル」と呼ぶ。
ケース
時計の種類によって素材や形状は多種多様
時計には「ムーブメント」と呼ばれる駆動のための内部機構があり、ケースで外装することでそれを保護、格納する役割が。そのムーブメント自体が丸い形状なので、ケースも自然とラウンドを採用するケースが多い。
ラグ
本体とベルトを「連結する部分」
ケースから突起しベルトを固定することでフィット感を高める。
文字盤(ダイヤル)
文字通り時間を表示する時計の「顔」部分
目盛りや数字のほか、メーカー名やブランドマークのあしらいも入る。まさに腕時計にとっては「顔」となるメイン部分だ。
デイト
文字盤の小窓から見える「日付」
位置や形状は時計の種類によって様々。曜日を備えたものもある。
インデックス
文字盤上にある「時刻を指す記号」
写真のバーのほか、その機能や用途、またデザインコンセプトによって◯や▽といった記号が用いられることも多い。さらに数字と記号を混合させたものや、絵柄をあしらったものまで、そのデザインは多岐にわたっている。
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