抜群の交渉力で薩長同盟を成立させた幕末の英雄・坂本龍馬 鑑定で見えた新たな一面
歴史上の人物を四柱推命で鑑定! 第35回 ~坂本龍馬~
続いて、十二運星を見ていく。
「死(し)」
霊感が強くスピリチュアルな星。直感が鋭く、神道を大切にする。ゼロから何かを作り出すことが得意で、現世よりも死後の世界に興味を持っている。
ドラマや小説のイメージでは、行動力がありそうな龍馬だが、上記の通変星からその要素は見いだされなかった。しかしこの「死」が2つあることから、直感力が強く、「今動かなければ!」と、何か見えないものに突き動かされていた人物なのではないかと思う。今龍馬の活躍を見返してみると、龍馬の行動には無駄がなかった。勘が鋭かったがために、すぐにキーパーソンを見つけ、相手の求めているものに気付き、それを補うように交渉を進めていく。このやり方ができるのは、直感力の賜物とも言える。
「冠帯(かんたい)」
女王様の星。女王様のように社交的で人の上に立てるような存在。お洒落で独立精神が強い。
ドラマや映画で描かれる龍馬は、身なりに無頓着で汚いイメージがあるが、実はかなりのオシャレさんだったという。龍馬の写真で最も有名なのは、イギリス製のブーツを履き、ピストルを忍ばせているというもの。また、フランス製の香水を付けていたという。
今も日本人に愛される龍馬。ドラマや映画、小説等に登場し、実際の龍馬像が見えにくくなっているように感じるが、今回の鑑定で、新たな龍馬像が垣間見えた気がする。
ところで、大河ドラマ「西郷どん」では、坂本龍馬役の俳優が未発表である。個人的には、大河ドラマ「龍馬伝」の福山雅治さんの龍馬が好きだが、西郷どん側から見ると、また違った龍馬像となるのだろう。夢を膨らませ、龍馬の登場を待とうと思う。
■四柱推命とは?
古代中国で生まれた「過去、現在、未来」を予見する運命学のひとつで、陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)をもとに、人が生まれながらにして持っている性格、能力、素質を理解し、その人の努力や経験で変わる後天的な運命までも予測することができる。
具体的には、生まれた日(生まれた年・月・日・時間)をもとに命式表(めいしきひょう)を作成し占っていく。なお、ここでは生まれた時間は鑑定に含めていない。
「国史大辞典」に記載されている生年月日を、「和洋暦換算事典」を用いて現行暦に換算し鑑定している。
古代中国で生まれた「過去、現在、未来」を予見する運命学のひとつで、陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)をもとに、人が生まれながらにして持っている性格、能力、素質を理解し、その人の努力や経験で変わる後天的な運命までも予測することができる。
具体的には、生まれた日(生まれた年・月・日・時間)をもとに命式表(めいしきひょう)を作成し占っていく。なお、ここでは生まれた時間は鑑定に含めていない。
「国史大辞典」に記載されている生年月日を、「和洋暦換算事典」を用いて現行暦に換算し鑑定している。