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野宿旅マスターの冒険家がすすめる、海外旅に欠かせないモノ7つ

若手冒険家の春間豪太郎直伝! 「想定外」に備える最小限の持ち物とは?

・ポケットの多いリュック

「海外だと、空港だけでなく道路上での検問やショッピングモールの入り口などで荷物検査があり、荷物を出し入れする機会が多いです。何をどこにいれたかすぐにわかり元の状態に戻しやすい、ポケットの多いリュックが便利です。」

 

・爪切り

「海外では、はさみはあっても爪切りが無いことばかりなので重宝します。特に野宿旅だと爪にゴミが溜まりやすく不衛生になりがちだったり、爪が長すぎると物を掴むときに不便だったり、ストレスにもなったりするので、爪切りはかなり重要なアイテムかもしれません。」

・タコ糸と裁縫道具やパラコード、万能瞬間接着剤などの修理具

「道中何かが破れたり壊れたりしてしまった時、一番使用頻度が高いのは裁縫道具です。糸が弱いとまた破れてしまう事があるのでタコ糸があるといいです。パラコードはパラシュートで使用されている太さ5mm位のコードで、一本だけで200kgの荷物を吊るしても切れない強度を持ちます。結び方次第でかなり幅広く使用することのできる必携アイテムです。動物を繋いでおく縄替わりはもちろん、糸では強度的に足りないという場合の修理手段にもなります。
 結んで布を留めたり、荷物をまとめたりします。僕はロバに荷車を引かせて旅していた時に、荷車を引く金属部分が折れたことがあったのですが、パラコードがあったおかげで、金属部分を補強することができました。
 万能瞬間接着剤はプラスチックの部品が壊れた時や、靴底が剥がれそうになった時に役立ちます。」

 旅につきものの「想定外」の事態は、情報とモノで備えることで乗り越えよう。

<『-リアルRPG譚- 行商人に憧れて、ロバとモロッコを1000km歩いた男の冒険』春間 豪太郎著・(KKベストセラーズ)刊行に伴う紹介>

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春間 豪太郎

はるま ごうたろう

1990年生まれ。冒険家。



5chでのスレッド「行商人やキャラバンに憧れたからモロッコでロバと一緒に放浪の旅を始めたバカだけど」などが話題となり、まとめ掲示板で首位の人気となる。



主に発展途上国で動物と共に歩くスタイルの冒険を行っている。



行方不明になった友達を探しにフィリピンへ行ったことが、海外や冒険に興味を持つ最初のきっかけになる。



大学を休学して行った海外ではスラム街に入り浸り、ヒッチハイクや野宿などを繰り返して危機管理能力を高める。国内では歌舞伎町や難波、祇園で客引き系の仕事をして交渉スキルを磨く。



護身用に、師と仰ぐ人物からキックボクシングを教わる。また、フィリピンのナイフ術も身に付ける。国内外の様々な場所へ赴き、これからも動物たちと世界を冒険していく予定。



ツィッターアカウント:@go_haruma


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  • 春間豪太郎
  • 2018.03.20