自毛植毛|【治療も美容も】理想のヘアラインを求めて自毛植毛を選ぶ女性たち
植毛の進化論「薄毛は隠すから治す時代」へ 〜自分に合った治療法の見つけかた〜
■手に入れたのは理想のおでこと、笑顔と自信
取材を通じて、ヘアラインの矯正を目的とした自毛植毛を行った50代の女性から話を聞くことができた。手術前の写真では髪の悩みを抱えているようには見えなかったが、本人の気持ちはまったく別だったようだ。
『小学生くらいから額が広いことがコンプレックスでした。何十年も前髪を工夫しながら隠してきましたが、その必要がないことがとにかく嬉しいんです。髪型だけではなく、いろいろやってみたいという気持ちです』
笑顔でそう語る彼女の生え際は術後4ヶ月が経過し、確かな発毛が見て取れる。しかし、それ以上に印象的なのが、彼女から溢れ出る、その明るい雰囲気だ。
そもそも、髪の悩みを含めたコンプレックスには明確な定義がない。だからこそ、治療であれ美容であれ、自分にとってそれが悩みであれば改善すれば良いと音田氏は話す。悩みが解消されることで、公私ともに自信を持った生活や人生へつながるからだ。
『自毛植毛によって外見に自信を取り戻し、ポジティブなマインドへと変わっていく。これが私たちにとってもゴールなのです。大げさに聞こえるかもしれませんが、おでこの広さや髪型が変わることで、人生すら変わることがあると考えています』(音田氏)
彼女は私たちの「自毛植毛をしてよかったですか?」という問いに対して、躊躇なくこう答えた。
『100%、そう思います』
■少し先に訪れる明るい未来を自分で拓く
自分の髪の毛を移植することで、確かな効果が得られるという圧倒的なメリットのトレードオフとして、自毛植毛は他の治療法に比べると費用と時間がかかる。そして、それが原因で手術に踏み切れない人は多いと推測される。
『おっしゃる通りです。費用については移植する毛根の数を調整することで解決できる場合がありますし、複数回に分ける方も少なくありません。結果として、思っていたよりも少ない移植数(=費用)で十分だったというケースもあります。モニター割引なども行っておりますので、ぜひ相談にお越しください」(音田氏)
また、自毛植毛後、十分な効果を感じられるようになるには半年から1年ほどが必要だと言われる。これについてはどうだろう。
『例えば80歳の高齢者がいきなりフサフサになったら、周囲は「え?」となりますよね。その理由は「不自然」だからです。自分の髪が生えていくには、それなりの時間がかかるのが「自然」だと考えてみてはいかがでしょうか』(音田氏)
薄毛を治す。憧れのヘアラインを手に入れる。治療でも美容でも自毛植毛によって、コンプレックスを解消できる時代が訪れている。そして、既に多くの女性たちが「理想」を現実にしはじめているようだ。
いよいよ新年度。もし現在のあなたが髪に関する悩みを抱えているのならば、自身で拓くことができる明るい未来について、考えてみてほしい。
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