お気に入りの時計を長持ちさせるために毎日できること4選
【腕時計のメンテナンス基礎講座(3)】毎日のメンテから困ったときの対処まで、どこよりも分かりやすく解説!
Step 2
日中、気をつけたいのは
「水」と「磁気」!

【スマホの上にうっかり時計を置いたまま…】
スマホで意外に磁気が強い部分が、スピーカー部。じわじわと時計を蝕んでいるかも…。
スマホで意外に磁気が強い部分が、スピーカー部。じわじわと時計を蝕んでいるかも…。
距離2倍で磁力は1/4に! 5〜30cm離すのがベスト
磁力の強さは距離の近さに比例するため、時計から離れれば離れるほど、その影響は受けにくくなる。また肩こり用磁石やドアのマグネットなど、身近な「磁石」の存在にも注意を。もし磁気を帯びてしまった場合、基本的な症状としては時間が狂ってくるケースが発生する。磁気から離しても治らない場合は“脱磁”が必要になってくる。
【他にもこんなシーンが危険!】
・長時間ノートパソコンでデスクワーク
・時計を着けたまま電気カミソリ(交流式)を使用
・マグネットのついたバッグの近くに置く

【突然のゲリラ豪雨で、びしょ濡れのまま…】海やプール、温泉はもちろん、日常の雨だって時計には大敵。濡れたらすぐに拭くこと!
「防水時計」でも油断は禁物! 定期的に検査やパッキン交換を
普通の時計は当然として、防水を謳っている時計だって万能ではない。また防水性はパッキンの劣化などで使用とともに衰えてくるので、定期的な専門検査が不可欠だ。もし水に濡れてしまった場合、程度によるがいずれにせよ濡れた状態を放置しないこと。ただし劣化した防水機能は戻らないこともあるので、そこは覚悟しておきたい。
【他にもこんなシーンが危険!】
・スポーツに夢中で、いつのまにか時計に汗が…。
・水が付いた状態で、リューズやボタンを操作
・室温差のある場所に、急に移動する