ディズニーの食事は「早ければ早いほどいい」理由
ディズニーの達人が教える、効率的にパークを楽しむノウハウ[2]
開園35周年を迎えるディズニーリゾートでは、アニバーサリーイベント「東京ディズニーリゾート“Happiest Celebration!”」がスタート。この1年、ますます盛況が予想されますが、混雑するディズニーで効率的に楽しむ方法はあるのでしょうか? 十数年間、1000回以上にわたりパークを訪れている人気ディズニーブロガー・みっこさんの最新刊『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』より、パークで役立つ食事のノウハウを紹介します。
■食事は「早すぎるくらい」がちょうどいい
ディズニーリゾートの楽しみのひとつである食事。しかし、レジに並んで座席を探して、それから食事……と時間のロスが生じます。
パークが混雑している日はレジに並ぶのに30分以上、そして席を探すのにも30分以上、それに食事時間を加えると、ひどい時は食事をするだけで約2時間も費やしてしまう事もあります。
パークのレストランは、一体どの時間帯がとくに混雑し、どの時間帯であれば快適に利用できるのでしょうか?
昼食時のレストランの混雑度合いの推移について、イメージ化しました。
午前10~11時くらいの時間帯であれば、座席を選んで座れるレベルですが、11時以降になると、急激にレジに並ぶ人が増えてきます。そして、やはりピークは正午12時過ぎです。レストランによっては、建物に入る事もできず、外に長い列ができる事もあります。
こうした傾向から、混雑を避けるためにはピークになる「12時過ぎの時間帯をはずす」のがポイント。ただし、狙うべきはピークの前の時間帯です。
後ろの時間帯にずらしても、ピーク時にレストランを訪れたゲストが残っているためあまり意味がありません。
おすすめなのは「昼食は10時30分頃」、「夕食は16時30分頃」です。「ちょっと早すぎるのでは……」と思う方もいるかもしれませんが、効率を重視するなら効果的です。この時間帯なら、入園制限クラスの混雑時でも、食事の購入も座席の確保もほぼ待たずに可能です。
アトラクションの待ち時間は細かくチェックしても、食事の時間は意外と意識しないもの。ある程度自分でコントロールできる部分なので、時間短縮の大きなポイントになります。
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