京阪プレミアムカーを使って叡山電車「ひえい」に乗りに行った
豪華な雰囲気が好ましいプレミアムカ―と奇抜なデザインが目をひく「ひえい」
今話題の叡山電車「ひえい」に乗りに行くために、大阪の淀屋橋駅から京阪電鉄の特急を利用した。どうせなら、指定席のプレミアムカーがいい。豪華な雰囲気が好ましく、それでいて料金が500円とは極めて良心的な価格設定だ。通勤電車と大差ないクロスシートで400円も取る首都圏の通勤ライナーと比べると、京阪プレミアムカーのグレードの高さがよく分かる。
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淀屋橋駅に到着した京阪特急
淀屋橋駅の構内にある窓口で終点までのプレミアムカーの指定券を購入した。それなりの紙に印刷してあると思ったら、レシートのような薄い紙だったのは意外だった。指定席がはっきり分かればそれでいいのだろう。ある意味、合理的である。
ICカードを自動改札機にタッチしてホームへ。しばらくすると折返しとなる特急が到着した。車内の点検と座席を進行方向に転換する作業が終わると、女性アテンダントさんがドアのところで迎え入れてくれた。
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京阪プレミアムカーのドア
プレミアムカーは6号車1両のみで、中へ入ると通路をはさんで2人掛けと1人掛けのシートがゆったりと並んでいる。JRの特急グリーン車並の設備で500円とは実にありがたいサービスだ。それでも、満員ということはなく、座席の3分の1も埋まっていない状態で出発となった。
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プレミアムカー車内
一人旅だったので進行方向右側の一人席があてがわれた。幅が広く快適でテーブルもある。あとで気づいたのだがコンセントも使用できるので、トイレがないことをのぞけば至れり尽くせりだと思う。
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一人掛座席