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ママが語る“ワンオペ育児”のリアル「主婦に定時はない」

ママに聞く、「ワンオペ育児」の実態

●子育てをめぐる夫婦の“ズレ”を解消するコツは「休日」?

 子育てや家事をめぐる夫婦の深い溝は、簡単には解消されそうにない。しかし、なかにはある方法でその溝を埋めている夫婦も存在する。9カ月の娘を育てる美紀さん(仮名・29歳)によると、ポイントは「休日の過ごし方」だという。
「私は育休中なので、平日はずっと子どもと一緒。夫が帰宅するのは深夜になることもよくあるので、ワンオペ育児ということになるでしょう。でも、私はそれほど大きな不満はありません。その理由は、夫は休日になると必ず3時間ほど子どもの面倒を見てくれるから。その時間を利用して、私は美容院に行ったり、友だちと会ったり、自由に過ごすことができる。3時間程度でも、かなりいい気分転換ができています」(美紀さん)

 念のためにいうと、美紀さんの夫も最初から「理解のある夫」だったわけではない。最初は夫もひとりで子どもの面倒を見ることに不安を覚えていたという。
 しかし、そんな夫を美紀さんが「ふたりの子どもなんだから、ふたりで育てるのは当たり前」と説得。その結果、美紀さんは自由な時間を手に入れ、今では夫も子どもと過ごす時間が増えたことを喜んでいるという。「思い切って頼んでよかった」と美紀さんは振り返る。
「休日」をいかに過ごすかが、ワンオペ育児による妻の負担を減らす鍵になるのかもしれない。

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