「好きなこと」は我慢しないといけない!?人気パーソナルトレーナーの答え
元自衛隊員。異色の経歴をもつCHAZさんの半生。18-22に伝えたいこと。
■空を飛んだ、自衛隊空挺団時代。
高校卒業後は自衛隊へ。身一つで空を飛ぶ、空挺団での日々は身体感覚を極限まで研ぎ澄ませた。
「空挺団に入って空を飛んでいました。落下傘を自分で操作し、自分で降りる。まさしく自分の命を自分で支える状況。そのときにすごく神経が高まって、感覚が鋭くなったのを覚えています。僕がいた習志野敷地って、米軍の人も『こんな所で飛ぶなんてクレージーだ!』と驚くぐらい狭かったんです。ちょっと間違って風邪が吹いたらドーンと習志野の市街地まで飛ばされてしまう環境でした」
CHAZさんは自衛隊での命がけの体験を経て、“体”というものにどんどん興味がわくようになる。体を意のままに動かせている人は、どんな感覚なのか。その答えを探すために、空挺団を1年でやめ、ダンスにシフト。ダンスをやるならまず自衛隊でトップを極めろ、という親には、「空挺団(第254期第1空挺団)の体力検定で1位、自衛隊の他の体力検定でも1位をとり、“ふたつの1位”をそろえOKをもらった」そう。
そこからまずダンスの専門学校に入り、やがて生徒をもつように。NYやLAなどへ海外修行も経験。LAでは、当時流行していた「パワーヨガ」に出会った。
「ちょうどマドンナがパワーヨガを広めていた時期でした。いまでこそ、『マインドフルネス』とかが流行っていますが、当時はちょっと怪しいイメージもあって敬遠されていた時期でした。でも僕は、ダンスを習いにいったLAで、なぜか朝ヨガをやり『呼吸ってこんなに気持ちいいんだ』と気付かされたんです」
この体験がブレイクスルーとなり、CHAZさんの“体”に対するアンテナはますます広く張り巡らされていく。日本に戻りダンスを教えながら、解剖学や整体も独学で勉強。ストレッチの仕方など「これまで生徒たちに正しい知識をなにひとつ教えてこなかった」ことを痛感させられたという。その後、「すべての人の“健康寿命”をのばしたい」という思いからパーソナルトレーナーとして本格始動。現在は東京・池袋にスタジオ「STUDIO REGAL」を構え、ゴムチューブを中心にしたトレーニングを行っている。連日「予約のとれない」という盛況ぶりだ。
常に自分の興味に揺り動かされ、体当たりで行動してきたCHAZさん。一見バラバラに見える体験が全て点と点とでつながり、現在のトレーナーとしての活動の糧となっている。
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CHAZ・著『巻いて1分動かすだけ 奇跡の7日間レッスン』(主婦の友社)
超最新のトレーニングを取り入れ、科学的・機能学的なアプローチを施していく
彼のレッスンを受けたモデルやタレントたちは「なりたい私」に全員がなれる。
いや、確実になれた。そんな「奇跡的な7日間のプロセス」を目の前で目撃してきました。
モデルボディを強化するためのパーソナルトレーニングに使われているのが「5REMIXチューブ」。
一見、ピンクでかわいいゴムバンドのように見えるバンドは、強度も硬度もカスタムされた究極の巻いて動かすためのベルト風チューブ。
足首に巻いて1分ずつ動かす。両手に巻いて1分動かす。
下半身も上半身も、ありえないほどの効果を発揮!