50代からの健康アップ水泳術 〜水泳で痩せる!?〜
第2回「背キック」
こんにちは!
朝晩寒い日が続きますが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
先日、プラス10(テン)というテーマで
中高年の方向けに健康講義をやってきました。
プラス10とは、「いつもより10分長く運動をしよう!」
という意味です。
買い物を、自転車から歩きにする。
仕事帰り、一駅前で降りて自宅まで歩く。
こんな感じでOK。
これを継続すると、
血圧が下がる、
血糖値が下がる、
体脂肪が落ちるなどなど、
いろんな効果が期待できますよ!
そんな講義です。
そして、一番の関心事はやはり「痩せる」なんです(笑)。
「体重60キロの男性が普通に10分歩くと
約32Kcalの消費になります。
体脂肪に換算すると4.2gくらい。
でも、これを1年続けると、
4.2g×365日=1533g
つまり、1年で1.5キロ近く痩せることができます!」
こう言ったところで、
参加者の方から、
「え〜〜、たったの1.5キロ〜!」
って突っ込み入れられました(笑)。
「でも、これを10分のクロールにすると、
1年で2キロはいけます!」
すると、別の方が
「それなら、水泳の方がいいな。。。」
「ですよね〜(^^)
膝や腰にも優しいし、
プールは空気が乾燥してないし、
水泳いいですよ〜!」
こうして何気に水泳を宣伝しておきました!
まずは泳げるようにならないとですけどね!
それでは、本題に入ります。
前回は背浮きを解説しましたが、
今回は背キック。
足を使う事で、少し進んでみたいと思います。
『初心者向け、背浮きキック』
1)
最初はビート板を使います。
ビート版をおへそ付近に持ちます。
この時、肘をしっかり伸ばすことがポイント。
これで姿勢が安定します。
真上を見て、
そーっと壁を蹴りスタート!
そのまま背浮き姿勢をキープ。
2)
まずは、小さい幅でキック動作。
反対側の左足の甲も、しっかり伸ばしておきます。
3)
常に足の甲は伸ばしておく。
キックが切り替わったところです。
左右の足の甲が伸びているのがポイント。
写真のように、ももを大きく動かすより、
ひざ下でキックを打つイメージが良いです。
両膝が水面に大きく飛び出す、
通称「自転車こぎキック」にならないようにします。
4)
今度はビート版をはずしてみます。
両腕を蹴伸び姿勢にして、キックを行います。
肩が硬い方は背中が丸くなる場合があります。
その時は手を肩幅に広げても構いません。
あばら骨をしっかり広げ、お腹側をピーンと一直線にするイメージです。
5)
目線は真上。
ビート版あり、ビート版なしのいずれでも
目線は真上を見ます。
特に中高年の男性の方は目線が後ろに行きやすいです。
やや顎を持ち上げ、目線を進行方向に向けます。
これで、背中の丸まりが改善され抵抗が減り、
スムーズな背キックの姿勢ができるようになります。
中高年男性の姿勢の特徴には
1、やや猫背気味
2、肩が硬い
という2つがあります。
この2つ、ちょっとイメージしてみてください。
もう少しカッコよくなりたいですよね?
大丈夫です。
その為に背キックはあるのです(笑)
ちゃんとできるようになった時は
間違いなく姿勢が良くなっています!
この寒い時期は、どうしても肩や背中が丸っこくなりがちですが、
どうぞ背キックでカッコ良い姿勢を手に入れてください!
それでは、次回はもう少し発展させてみます。
どうぞお楽しみに♪