ジョイマン「胸倉掴まれた」ラッパーをディスって修羅場に
ジョイマン、なんでラップしてたの?
お笑いコンビのジョイマン(ボケ:高木晋哉、ツッコミ:池谷和志)の代名詞となっているのが、韻を踏む「ラップ」だ。コンビを結成して4年たったあたりから、この芸風になったという。誕生秘話、そしてラッパー・SoulJaを激怒させた失礼極まりないネタを振り返った。
■ラップをしたら、笑いの波が来た
ーーラップネタが生まれた経緯を教えてください。
高木:もともと漫才やっていて、その中にこのラップの動きを入れていたんです。で、劇場で漫才のウケがよくなくて悩んでいたときに、これをやると笑いの種類が違うことに気づいて、歌詞もつけて広げてみようかなと。そしたらドーン!ってきたんです。
池谷:味わったことのないやつがきたんですよ!
ーーそれを初めてやった舞台、覚えてますか?
池谷:初めて披露したのは、吉本のランキングライブですね。1組1分半の尺があるネタライブで、50組くらい出てました。お客さんの投票制なんですけど、ぼくらはほぼほぼ落選候補。で後に引けなくなってやってみたら、客席の後ろの方から笑いが波のようにブワーッと来て。本当に味わったことがない感覚。ネタ中でしたけど、ふたりで顔を見合わせたんですよ、「…あれ、これってウケてない?」と。
ーー「津波のような笑い」ってすごいですね。ちなみにその時はどんなネタを?
高木:その時はそうですね…(おもむろに立ち上がる) ♪山田優~セクシ~山田なのにセクシー ♪山田優~契約、CM契約~2、3本 ♪イビョンホン~ギロッポン、5、6本、ギロッポン ♪5、6本、イビョンホン、クリントン、20トン…
池谷:…本当にすみません!