わたあめはアメリカ人が考案?屋台フードの意外なルーツ |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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わたあめはアメリカ人が考案?屋台フードの意外なルーツ

知っているとちょっと得した気分になる、豆知識

◆かき氷は?

 夏といえば、ほてった体を冷やしてくれる「かき氷」も忘れてはならない。あずきや宇治金時といった伝統の味わいだけでなく、イチゴやレモンなどのフルーツフレーバーはカラフルで、祭りの夜に華を添える存在でもある。

 このフレーバーのなかで、原材料が想像できないものがある。それは「ブルーハワイ」だ。鮮やかな青のシロップはさわやかな風味で、ハワイの海をイメージしたものだとは思うが、これが何味かと問われると、答えに窮するのではないだろうか。

 このブルーハワイは、ブルーキュラソーを使ったカクテル「ブルーハワイ」に由来しているという説がある。ブルーキュラソーとは、オレンジを使ったリキュールで、これをラムやパイナップル、レモンジュースと合わせるのが一般的だ。

 シロップの場合はどうだろうか。果汁を使ったものはほとんど見られず、香料などで味を決めているようだ。「ピーチの香り」をうたうメーカーもあれば、「ソーダ水用のシロップ」として販売するメーカーもある。味や風味の表現は製造業者によって異なり、明確な定義がないのかもしれない。

 子どものころから当たり前のように食べていると、何の疑問も抱かないかもしれないが、その歴史について調べると意外なことがわかる。新たに登場した屋台だと思っていても、じつはほかの地域の定番ということも。現在はスマートフォンもあり、気になったことをその場で調べることが可能だ。身近なものほど調べてみると、新たな事実を知ることができるかもしれない。

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