歴史アナリストが探る自分のルーツ「家紋は下り藤」
外川淳の「城の搦め手」第67回
その割には、武田信玄を執筆する機会があっても、テンションが上がることなく、どちらかというと、家族に犠牲を強いるタイプであったことから、好きではない戦国武将として認識している。
塩山市内の温泉銭湯の入浴のため、下車したついでに撮影。信玄ではないとされる肖像画を元に作成される。
歴史アナリストと名乗るからには、一般的な日本人よりも、家系や家紋には興味はある。
ただし、自慢するほどの家系でもなく、祖父の代に分家し、3代目の私で無嗣断絶となりそうなこともあり、自身の家紋や家系について語るのは、これが最後の機会になるだろう。
家紋や家系を祖父母から聞き、そして子や孫に伝えることは大切なことであり、『歴史人』のこんな特集が家紋や家系の伝承につながるきっかけとなることを願っている。
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