「日本の低迷や没落にひそむ7つの真実」とは?【佐藤健志】
佐藤健志著『平和主義は貧困への道』が大好評!アマゾン各ジャンル別ランキングで第1位獲得中
評論家・中野剛志氏、絶賛!!
日本の低迷と没落にひそむ
7つの真実を解き明かし、その処方箋を説いた
気鋭の評論家の大傑作誕生!
「バカをやるのは利口者!
やはりブルース・リーは正しかった。
〝考えるな、感じろ〟さあ、目を開け。」(中野剛志氏帯推薦文)
「あえて断言します。本書は日本国民『必読の書』です」
(三橋貴明氏)
「他では触れられない、凄まじく深刻な問題が、凄まじくユニークかつ真剣かつ軽妙に論じられていきます」(藤井聡氏)
だけど、日本は大丈夫!
わが国の平和主義が、非現実的な観念論に終始しがちなことは、よく知られている。それにより、戦争の危険がかえって高まりかねないことも、しばしば指摘されてきた。
「平和主義は戦争への道」というわけだが・・・
誰も気づかない事実を明かそう。
平和のもとで、国はたいがい繁栄する。ところが戦後日本の平和主義は、貧困を不可避的にもたらすのだ!
平和主義、それは貧困への道なのである!!
さらに、誰も気づかない事実を明かそう。
わが国の保守は、平和主義の非現実性を長らく批判してきた。ところが、ほかならぬ保守も、自覚しないまま平和主義を信奉しているのだ!
右も左も貧困が好き! 日本が落ちぶれてきたのも、当然の話ではないか?!
こうしてわが国は、誇りと絶望のはざまで対米従属の経路を歩む。
そのことを批判する主張も、決して珍しくはない。
しかし、誰も気づかない事実を明かそう。
従属が深まり、行き詰まれば行き詰まるほど、日本人は爽快になってくるのだ!
対米従属の末路、それは爽快なものなのである!!
「何だって、そんなバカな! どうしてそんな話になるんだ?!」
あなたの疑問はもっともである。何かがおかしいのは明らかだ。とはいえ、おかしいのは何なのか?
日本の低迷や没落の陰にひそむ、7つの真実をさぐることで、「利口な者ほどバカをやらかし、国の方向性を誤る」現状を脱却し、未来にいたる道を示す。
序章 賢いほどのバカはなし
第一章 平和主義は貧困への道
第二章 平和主義は少子化への道
第三章 愛国は虚妄か、さもなければ売国だ
第四章 経世済民のために経世済民を放棄せよ
第五章 従属徹底で自立をめざせ!
第六章 政治は口先と言い訳がすべて
終章 不真面目こそ未来を拓く
パターン化された発想を捨てろ。
考えるな、感じろ。
そして、目を開け。
もう一度、カバーの美女を見つめるのだ・・・
だけど、日本は大丈夫!———ということにしておこう。
著者略歴
佐藤健志(さとう・けんじ)
1966年東京都生まれ。評論家・作家。東京大学教養学部卒。1989年、戯曲「ブロークン・ジャパニーズ」で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞受賞。<br>主著に『右の売国、左の亡国』『戦後脱却で、日本は「右傾化」して属国化する』『僕たちは戦後史を知らない』『夢見られた近代』『バラバラ殺人の文明論』『震災ゴジラ!』『本格保守宣言』『チングー・韓国の友人』など。<br>共著に『国家のツジツマ』『対論「炎上」日本のメカニズム』、訳書に『〈新訳〉フランス革命の省察』、『コモン・センス完全版』がある。ラジオのコメンテーターはじめ、各種メディアでも活躍。2009年〜2011年の「Soundtrax INTERZONE」(インターFM)では、構成・選曲・DJの三役を務めた。