仕事効率劇的アップ!「自律神経」を整える習慣ベスト5
明日から実践してみよう。
⑤週に1日でも。4時起きのすすめ
私は週に1回、平日に朝4時に起きる日をつくっています。
そんなに早く起きてなにをするかといったら、自分だけの休息タイムを持つのです。
外はまだ暗く、朝刊も届いていない時間帯。丁寧にコーヒーをいれて、それをゆっくり味わいます。
そして、いつもより時間をかけてその日の予定を確認したり、ときには旅行の計画を立ててみたり。誰にも邪魔されずに、ゆったりと過ごします。
わずか2時間足らずの時間ではありますが、まるで丸1日休んだかのようなリフレッシュ感が味わえ、気分よく仕事に向かうことができます。
普通、休息というと「働いた後にとるもの」と思われがちです。しかし、それをやっているからいつまでたっても充実した休息時間が過ごせないのです。
たとえば、夜九時まで働いて「さあ、家に帰って休もう」と考える場合。家に着くなり鞄を放り投げ、テレビをつけて「ああ、疲れた」とぐったり。こうして過ごす、寝るまでの2時間が、あなたにどんな充足感を与えてくれますか?
「もうこんな時間か。また明日も仕事だし、早く寝ないとな」という重苦しい思いだけではありませんか?
同じ2時間を確保するなら、1日の終わりではなく始まりにしたほうが、はるかに気持ちよく過ごせます。
もちろん、「4時」でなければいけないわけではありません。普段は8時に起きている人なら6時に、夜勤で午後4時に起きている人なら午後2時にという具合に、いつもより2時間早く起きる日をつくり、静かに最高の休息を味わってください。
〈『自律神経が整えば休まなくても絶好調』をもとに構成〉