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精神科医が前代未聞の「ガン治療」を始めた理由

ビタミンC点滴と断糖療法でガンが消える!①

超高濃度ビタミンC点滴と断糖療法という新しいアプローチでがん治療をすすめるのが、『ATARU』など数多くのドラマの医療監修者としても知られる西脇俊二氏。その原点にあるものとは。新刊『ビタミンC点滴と断糖療法でガンが消える!』からお届けする。

■奇跡ではなく「間違っていなかった」治療法 

 超高濃度ビタミンC点滴と断糖療法(糖質を1日5gまでの摂取とする)。

超高濃度ビタミンCと断糖療法。たったこれだけで不治の病「ガン」が、完治の可能性にまで高められました(写真はイメージです)。

 11年前に始めた治療法で私は、結果的にガンを治してきたことに対し、今では奇跡だと思っておりません。もちろん100%完治できたわけではありません。しかし、専門医の方々からも認知され、表立って治療を受けられない専門医の患者さんやご家族の方々も治療を受けにみえられております。
 以下、私自身がこれまでに点滴とビタミンC治療をしてきた患者さんたちは以下のような方たちでした。

 余命3か月と宣告された転移ガンの女性、末期の胃ガンの男性、下咽頭ガンで声帯を取らずに遠距離治療を行った男性、初期卵巣ガンの女性、上顎洞ガンの男性、胃全摘出後、ガンを再発した女性、末期胆嚢ガンの男性……。治療後、患者さんは快方に向かいました。

「やはり自分自身の治療は間違っていなかった」のではないかと思います。
私の医者としての考え方として「治ればなんでもいい」と考えているからです。

 

 僕が初めて超高濃度ビタミンC点滴と断糖によるガン治療を行ったのは、2007年、東京都足立区の精神病院に勤めていたときのことです。
 実は、ハタイクリニックの院長になるまで、僕は精神科の勤務医でした。
「どうして精神科のお医者さんが、ガンの治療をやっているの?」
 と思われるでしょうね。自分でも、まさか精神病院でガン治療をすることになるとは思ってもみませんでした。

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西脇 俊二

にしわき しゅんじ

医師・ハタイクリニック院長

医師。ハタイクリニック院長。弘前大学医学部卒業。1991年、国立国際医療センター精神科。92年、国立精神・神経センター精神保健研究所研究員。96年、国立秩父学園医務課医長。大石記念病院、皆藤病院勤務を経て、2009年、ハタイクリニック院長就任。10年、European University Viadrina非常勤講師。テレビ出演やドラマ、映画の医療監修でも活躍。『ハードワークでも疲れないカラダを作る糖質制限2.0』(KADOKAWA)など著書多数。



 

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