抗ガン剤も漢方薬も無力…そこで考えた新しいアプローチ
西脇俊二流・がんへのアプローチ②
■両親の死から導かれた治療法
その後も、僕は精神科医として働きながら、ずっと考え続けていました。ガンを治す方法はないのだろうか、絶対何かあるはずだ……と。
するとまもなく、たまたまビタミンC点滴と断糖という二つの治療法と出会ったのです。僕は、ひらめきました。
「あっ、これとこれを組み合わせれば、ガンを治せるんじゃないか?」
しかし、精神科医の僕に実践する機会はありません。いつか行うべきときが来るのかなと思いながら、僕はビタミンC点滴と断糖の研究を続けていました。
やがて、思いもよらない形でそれを実践することになりました。前回、ご紹介した患者第1号のBさんです。
ずっと考え続けていることというのは、タイミングよく形になって現れるものなのですね。今思えば、ビタミンC点滴と断糖によるガン治療を、今僕が行っているのは、両親の死から導かれた運命的な巡り合わせなのかもしれません。
(『ビタミンC点滴と断糖療法でガンが消える!』より構成)
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