ラ・フランスより甘くておいしい?「ル レクチエ」のひみつ
そもそもどんな果物?からおいしい食べ方まで。新潟県の人に聞いた!
■「ラ・フランスよりも糖度が高い」
まずは地理の教科書的データから。ル レクチエは新潟県で、どれぐらいとれるのだろうか。
「国内におけるル レクチエの約8割(注1)が新潟県で生産され、県におけるル レクチエの年間生産量は約2000トン(注2)。主な生産地は、新潟市、加茂市、三条市、佐渡市などです」
ル レクチエの栽培面積シェア 新潟県78%、長野県7%、山形県7%
新潟県の西洋なしの出荷量1,970t
ちなみに新潟県で生産される西洋なし=ほぼ100%ル レクチエを指すのだとか。
つぎに気になるお味の方は…「ラ・フランスより甘くて、香りが強くて、ずっとおいしい」って言ってたけどホントなの?
「ラ・フランスよりも糖度が高く(注3)、滑らかな果肉(完熟すると、桃やメロンのような食感)と上品で芳醇な香りが特徴です。また西洋なしは、収穫後、果実を熟成させる追熟(ついじゅく)という作業が必要になります。ラ・フランスは15日~20日間ですが、ル レクチエは約40日間もの時間を要するため管理が難しいという面があります」
- 1
- 2
KEYWORDS:
銀座のスイーツ店と「ルレクチエ」がコラボ!
期間限定で日本の四季に合わせて変わる旬の味を生かしたメニューを創作する『カフェコムサ銀座店』のケーキと、彩り鮮やかなフルーツを使ったメニューを展開する『資生堂パーラー銀座本店サロン・ド・カフェ』のパフェなどの4種。
◯カフェコムサ銀座店
・「新潟県産『ルレクチエ』洋梨といちごのケーキ」1,200円(税込)/1ピース
[提供期間:11月29日(木)~12月25日(火)]
芳醇な香りと滑らかな舌触りが特長の「ルレクチエ」をふんだんに使ったケーキ。濃厚な甘みを生かすため、ベースには相性の良いクリームチーズを使用し、甘酸っぱいいちごをアクセントとしました。「ルレクチエ」の甘みや香りをより一層楽しんでいただける逸品をご堪能ください。
●場所:カフェコムサ銀座店(東京都中央区銀座4-3-1並木館B1F)
●営業時間:月~金11時~23時、日・祝日11時~20時
●問い合わせ:03-3535-1090公式サイト:http://www.cafe-commeca.co.jp/
◯資生堂パーラー銀座本店サロン・ド・カフェ
・「クリスマス・ルージュパフェ」1,980円(税込)
[提供期間12月1日(土)~25日(火)]
ルージュのように赤いベリーと、新潟県産「ルレクチエ」を合わせて、華やかな銀座のクリスマスをイメージしたパフェです。甘酸っぱい自家製のフランボワーズソルベとチョコレートアイスクリームに、芳醇な香りと上品な甘みを持つ「ルレクチエ」を合わせ、特製ベリーソースをかけました。
・「新潟県渡辺果樹園産ル・レクチェのロティ」(コーヒーまたは紅茶またはハーブティー付き/カップサービス)1,980円(税込)
[提供期間12月1日(土)~29日(土)]
シナモンやグローブなどのスパイスを効かせて、コンポートした「ルレクチエ」をオーブンでローストし、ストロベリーアイスクリームをトッピング。ドライいちじくとミックスしたスウィートベリーティーのあたたかいソースと合わせ、甘酸っぱいいちごなどのベリーを盛り付けました。大人な味わいをお楽しみください。
・「新潟県 渡辺果樹園産 ル・レクチェのパフェ」 1,980 円(税込)
[提供期間12月26日(水)~29日(土)]
モーツァルトを聴かせながら熟成させた、風味豊かな「ルレクチエ」のパフェです。「ルレクチエ」のまろやかで上品な甘さと、キャラメルで香ばしさを効かせたプラリネソースを組み合わせ、優しく奥深い味わいに仕上げました。
●場所:資生堂パーラー銀座本店サロン・ド・カフェ(東京都中央区銀座8-8-3東京銀座資生堂ビル3F)
●営業時間:火~土11時30分~21時、日・祝日11時30分~20時定休日月曜日(祝日の場合は営業、12月10日・17日は営業)、年末年始
●問い合わせ:03-5537-6231※予約不可
●公式サイト:https://parlour.shiseido.co.jp/