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浴槽がない?おにぎりは温める?冬の沖縄、ユニークな風習

暖かい気候が関係している沖縄の風習

■一日に何度もシャワーを浴びる沖縄県民

 

 12月に入り、各地から初雪の便りが届くようになった。関東地方もめっきり寒くなり、自宅でもついに暖房を使い始めたところだ。こんな日が続くと体を芯から温めるために、じっくり湯船につかりたくなる。

 そんな話を沖縄出身の知人と話していたところ、驚くような話を聞いた。沖縄には浴槽がない家庭が少なくないというのだ。12月でも最高気温の平均は20度前後、最低でも15度くらいであることから、湯船につかる習慣があまりないという。むしろ、東京では一人暮らし用の物件にも浴槽がついていることに、上京当時は驚いたそうだ。

 温暖な沖縄では汗をかきやすいため、一日に何度もシャワーを浴びる。飲み会の前には一度、家に帰り、シャワーを浴びてから再び集まることも珍しくない。もちろん、すべての沖縄人がこの通りではないとは思うが、職種を問わずにこのような習慣が根付いているという。

 冬でも暖かい沖縄だが、さすがに半袖のTシャツ1枚で過ごせるというほどではない。長袖がマストではあるが、分厚いコートやブーツなどは不要。寒さ対策よりも、冷たい風をしのげるウインドブレーカーなどがあるといいそうだ。

 
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