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本当は恐ろしいバレンタインの話

不倫カップルの生存戦略

2月の一大イベント、バレンタインデー。
男性にとってはやきもき、そわそわする日になるのですが……。
女性たちのバレンタインにまつわる恐ろしい実態があると聞きつけ、編集部がお話しを伺ってきました。そこには、実にしたたかな不倫カップルの攻防戦があったのです。
(登場人物プロフィール)
女性A:33歳既婚。3年前に結婚。職場では上にも下にも顔の利く調整役を務め、恋愛経験も豊富。プライドが高いのがたまにキズ。
女性B:30歳未婚。とにかく男性が大好きで、好きになる相手はほぼほぼ妻子持ち。社内外を問わず、男性からも女性からも人気がある。
女性C:27歳既婚。1年前に結婚。仕事でも恋愛でもあまり自己主張しないタイプで、結婚した理由も「なんとなく好きだったから」。

 

 

不倫カップルは
「におい」が死活問題!

――えーっと、みなさんは不倫をなさっているもしくは経験をされたことがある、ということなんですが……。

一同 はい。

 

――みなさんも不倫相手に「チョコ」をあげるのですか? さすがに堂々とは渡せないと思うのですが。

A:会社に共有の冷蔵庫ってあるじゃないですか。私はいつもあそこにチョコを入れますね。それで、席に戻ったら彼にメールするの。「冷蔵庫の上から二段目のピンクの包装紙に入ってるからね」って。

 

B:えー! 共有冷蔵庫って、堂々としてる(笑)

 

C:でも、不倫相手の奥さんはわかるらしいですよ。夫がチョコをいくつか持ってかえってきたら、不倫相手からのものはなんか「家のにおい」がするって。

 

――「家のにおい」、ですか?

B:そうそう。人の家に遊びに行ったりとかしたら、なんとなく感じるじゃないですか。

 

C:家ってめっちゃにおいますよね(笑)

 

B:うん。だから私は朝早くきて、彼のロッカーに入れとく。そしたら一日で彼のにおいがつくから大丈夫かなって。

 

A:それじゃあ冷蔵庫からチョコをとってきたときの彼の顔がみれないじゃん(笑)

 

――彼がチョコをとったら、メールで返事がくるんですか? それとも直接お礼を言いにくるんですか?

A:直接来たら、こっそり渡す意味ないでしょ(笑)アイコンタクトに決まってるじゃん(笑)

 

B:それ、きっと周りに気づかれてますよ。

 

A:ただ、チョコを食べたときの顔を見れないのは辛いかなー。

 

C:本当は彼と一緒にチョコを食べたいんですけどね。だから、渡したチョコをその場でカバンとかにしまわれたら、「あー、食べたかった」って思います。

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