〈しきたりクイズ〉正月飾りは何をしてから飾る?
①食事 ②掃除 ③仕事のどれでしょう。
A.2 掃除
宮中では12月13日に「すす払い」を行い、この日以降、特定の人物が精進潔斎(身を清めて特別に作った料理を食べ、おこもりをする)をして、物忌みを行いました。それにより邪気を払って、歳徳神(年神様)をお迎えしたのです。これが一般化したのが現在の大掃除の習慣です。家庭では精進潔斎は無理でも、少なくとも神様を迎える場所はきれいにしてから、門松、しめ飾り、鏡餅などを飾りましょう。
ちなみに飾ってはいけない日は、12月29日は「苦」に通じ、31日に飾ると「一夜飾り」となるため、避けた方がいいとされています。
松の内と呼ばれる1月7日、あるいは1月15日まで飾り、取り外したら神社など地域ごとに行われるどんど焼きに持っていって焼いてもらうのがよいでしょう。
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