ご利益がアップする参拝の方法3つのコツ〈神社編〉
参道の歩き方、水の汲み方、拝礼の仕方
■③拝礼は「二拝二拍手一礼」にこだわるな。
拝殿の前に来たら上体を30度程度前に倒す軽い会釈をし、賽銭を入れます。神様への感謝の意を表す捧げものなので、金額は出来る範囲でするのが良いです。
賽銭の後は、3回ほど鈴を鳴らします。神様は振動に反応するとされ、鈴を鳴らすことは神様に活力を与えるという意味があります。また、鈴の音には邪気を払う効果があるとされます。
また、神社の参拝の作法というと「二拝二拍手一拝」がよく知られています。実はこの方式が全国で定着したのは明治時代以降のこと。現在でも出雲大社や宇佐神宮のように「二拝四拍手一拝」を正式としている神社もあります。それぞれの神社の参拝作法に合わせるようにしましょう。
ただ大事なのは形式に合わせて事を済ますのではありません。しきたりの意味を理解した上で、謙虚かつ正直な心で祈願することが、神様へのご利益にあずかる近道なのです。