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街回遊型アートエキシビションイベント「Kabutocho Art Week」が2025年1月17日~26日にいよいよ開催!

Essential store、文化海、Somewhere in Tokyo、日本図案館が日本橋兜町に結集して、江戸から昭和初期の日本文化から生まれたモノを再発見する機会を創出します。




メディアサーフコミュニケーションズ株式会社(本店:東京都中央区、代表取締役社長:松井明洋、以下「当社」)と平和不動産株式会社(本店:東京都中央区、代表執行役社長:土本清幸)は、2025年1月17日(金)~26日(日)の10日間にて街回遊型アートエキシビションイベント「Kabutocho Art Week」を開催いたします。


第1回目となる本イベントは、キュレーションパートナーとして文化海(大阪)、Somewehere in Tokyo(東京)、Essential Store(大阪)を迎え、エキシビションテーマを「Cultural Waves」として開催いたします。

最新情報は以下URLより
https://cultural-waves.com/



◼︎イベント名
Kabutocho Art Week


◼︎エキシビジョンタイトル
Cultural Waves (カルチュラルウェーブス)
様々な文化的要素(アート・音楽・飲食etc)が押し寄せ混ざる交流を求め、新たな価値観の気付きや創造を主眼とするエキシビジョン。


◼︎期間
2025年1月17日 (金) - 1月26日 (日)



◼︎概要
日本橋兜町を舞台にアートを中心とした回遊型エキシビジョン"Cultural Waves"。

第1回は田上拓哉 - Essential Store※1と山田真也 - 日本図案館※2によって2024年に発足した、日本文化遺産の保全活動を主眼として文化の継承と発展を研究し発表する文化海※3を招致し、選りすぐりの逸品が一堂に会する"海域 1”を本邦初開催。Essential Store / 紙屑倶楽部や日本図案館の希少な所蔵品、旧来のどのスピーカーとも異なる日本音響 / Half One※4などを展示いたします。1月25日(土)にはHalf Oneの開発者の1人・宇都宮 泰※5による実演および解説も実施いたします。

また1970年代以降、世界的に起こった繊維を素材とした立体造形・ファイバーアート※6の日本の第一人者である草間喆雄※7や熊井恭子※8の作品をはじめとする、文化海研究員により集められた厳選品をEssential Silent Auction (R)※9による入札形式にて販売もいたします。

2015年から2024年の10年間の蒐集品と出会いからつながる時間を超えた共有を体感していただける機会を創出いたします。

◼︎会場および営業時間
KABUTO ONE 1F アトリウム / 12:00-20:00
景色 AA / 12:00-20:00
株式会社白水社 B1F / 平日 12:00-17:00 土日 12:00-18:00
日証館 1F エントランス 12:00-19:00




◼︎Essential Silent Auction (R) 参加方法

現地にて記入入札方式
景色/AA、株式会社白水社 B1Fにて入札紙をお受け取り頂き、
記入後景色/AAにてスタッフにお渡しください。
入札形式のみのオークションです。競りは行なわず、入札された方の中で、最高額をつけた方が落札者となり、その最高額をつけた落札者の方のみに、品物落札の旨をご連絡させていただきます。(すべての入札者に対する落札/不落札のご連絡は致しませんのであらかじめご了承ください)

<記入入札>
期間:1/17~1/26
時間:12:00~20:00
場所:景色/AA


主催 :平和不動産株式会社、メディアサーフコミュニケーションズ株式会社
企画 :文化海、Essential Store、Somewhere in Tokyo
会場協力 :株式会社白水社、山種不動産株式会社、ちばぎん証券株式会社
協力 :日本音響株式会社、株式会社増田徳兵衞商店、堀田カーペット株式会社


https://cultural-waves.com/







◼︎開催にあたり、メインキュレーションを担当する「文化海」のステートメント

文化の海への轍をたどる。その先へ。

わたしたちが生きる地球には、それぞれの地域に根付いたさまざまな文化が存在します。それらは、はるか太古より人間の営みに直結し、肉体的・精神的な交流の拠り所として、発展と衰退を繰り返してきました。

それぞれの文化によって育まれた精神は、モノに宿され、生き続けます。しかし、大切に保護される一握りの文化財の影で、多くの品々が歴史の波間にひっそりと取り残され、そこに込められた精神や文化とともに忘れ去られつつあります。

古物に触れるときの大きな喜び──それは《忘れ去られたモノ》と目を合わせる瞬間にあります。昔から存在してきたモノを、未知のオブジェクトとして再発見するとき、不思議な懐かしさが感じられます。それは、モノに宿るなにかと、自らの内に秘めた「祈り」ともいうべきものとの間に起こる、時間を超えた共鳴ともいえるでしょう。

モノとは、そのような「祈り」を呼び覚ます、精神や文化の断片です。そして、その断片たちが一堂に会する展示会場は、異なる精神と文化の調和を作り出すためのフラスコなのです。

文化海では、わたしたちの手元に集まったモノを文化遺産として保全し、出版物やデジタルライブラリー、そして展覧会「海域」を通じて、より多くの方々に共有していきます。かつて存在した文化の実体を浮き彫りにするとともに、それらの継承・発展について、異なる角度からみなさまと共に考える機会を創出することが目的です。

今回の「海域1」では、江戸期から昭和期までの日本文化から生まれたモノを中心にご紹介します。この海域に集められたモノが、みなさまの中の「祈り」を浮かび上がらせるきっかけとなれば嬉しく存じます。

文化海



※1 田上 拓哉 - Essential Store

大阪市福島区に位置するEssential Storeの店主。世界中から蒐められた古美術品を主として取り扱い、アパレルメーカー / 生地屋も運営している。独自の入札方法で行われる「Essential Silent Auction (R)」は、モノの価値を再考する仕組みとして確立している。近年は空間デザイン、プロダクトデザインの領域でもその確かな審美眼を発揮している。

https://www.instagram.com/essential_store

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※2 山田 真也 - 日本図案館 / Zuan Museum

大阪市浪速区に位置する日本図案館の管理人。明治期の図案革新文化から生まれた木版画の図案集を中心に、江戸期から昭和初期の"図案にまつわる物"を展示し、日本で発展した様々な文化において表現された美的感覚、抽象感覚、色彩感覚等を、"実物を観る"という行為から得られる実感と体験を通して共有する資料館として注目を集めている。

https://www.instagram.com/zuanmuseum/

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※3 文化海

2024年。田上拓哉(Essential Store / 紙屑倶楽部)、山田真也(日本図案館 / Zuan Museum)により発足。日本文化遺産の保全活動を主眼として、文化の継承と発展を研究し発表する会。

https://www.instagram.com/bunkakai.official/

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※4 日本音響株式会社 / Half One

創業40年、業務用音響機器販売業の老舗・日本音響株式会社。音響機器販売を主事業としながらも照明機器、映像機器まで幅広く取り扱い、ドイツの老舗スタンドメーカー・K&Mの日本代理店を勤めるほか、オリジナル商品の開発や機器メンテナンス、施工、保守管理なども行う。長年培った知識と技術を基に、様々な要望に応える体制は業界内の最後の砦としての高い評価を得る。

そんな日本音響株式会社が開発したHalf Oneは、これまでのスピーカー技術を踏襲し旧来のスピーカーユニットを原材料としながら、エンクロージャやホーンも必要せず、生楽器のような豊かな音のエネルギーを得ることに成功。低音から高音まで滞りなく降り注ぐようにリスニングルームを豊かな音で満たすことが可能となった、脅威の発音メカニズムとなっている。

https://ssl.nihon-onkyo.co.jp/technical/contents.php?id=11

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※5 宇都宮 泰 / Yasushi Utsunomiya


70年代の後半から音楽活動。大学では諸井誠、塩谷宏に師事し、当初はシンセサイザーや古典電子音楽系のコンクール向け作品や劇伴を作曲・演奏・制作。その後、制作分野に転向しインディペンデントではAFTER DINNER、少年ナイフ、JON(犬)、紅花林、テニスコーツなどのアルバム制作を、近年では即興分野としてUtsunomia MIXシリーズを手がける。独自の作編曲だけでなく、録音技術や関わる機器の開発、音楽と録音制作技術の融合、セオリーそのものの開拓を生業としている。研究者ではないが、「JON & Utsunomia」や「TOKUSA NO KANDAKARA」は独自の音楽論の提示として作成されたもの。音楽には未解明で謎な部分がたくさんあるが、それを解き明かしていくことが目標で、最終音楽を目指す。2024年から自身の演奏活動も再開。

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※6 ファイバーアート

ファイバーアートの起源は1950年代末から1960年代初頭に遡る。アメリカやヨーロッパの織り作家やタペストリー作家が2次元的な織りや編みの表面の3次元化を試み、次第に他ジャンルのファブリックアーティストや工芸家も参画するようになっていく。表現の限界を探求し、実験的でありながらも創造性に富んだ作品が次々と発表されていった。欧米のファイバーアートに大きな影響を与えたとされるアジア地域のテキスタイル- 特に日本固有の染色、織物、文様などが取り入れられる一方で、日本人アーティストたちは伝統を重んじながらも自らの表現方法や技法をより追求することで新たな地平を切り開いていくようになる。モニュメンタルな空間構成などにも表現領域を広げ、日本現代美術の中でも重要な位置を占めていたムーブメントである。

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※7 草間 喆雄 / Tetsuo Kusama


1946年東京都生まれ。1967年武蔵野美術大学卒業。1973年アメリカクランブルックアカデミーオブアート大学院修了。2001年文化庁派遣芸術家在外研修員、2011年岡山県立大学名誉教授就任。紺綬褒章(2013)、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞(1989)、インタ-ナショナルファブリックデザイン審査委員賞(1976)、アリスアートコレクション(1979)、ビッグスカイビエンナーレ(1979)など数々の賞を受賞。美しい色彩感覚と旧来の立体作品を超越し、織物の概念を覆す作品を発表し続ける現代ファイバーアート界の第一人者。


※8 熊井 恭子 / Kyoko Kumai


1943年東京都生まれ。1966年東京芸術大学美術学部ヴィジュアルデザイン専攻卒業。長岡造形大学名誉教授。紺綬褒章(2023)、日本クラフト展 優秀賞(1984)、第1回国際テキスタイルコンペティション新技術賞・京都府知事賞 (1987)、朝日現代クラフト展 優秀賞(1989)、第9回国際タペストリートリエンナーレ ブロンズ賞(1998) など数々の賞を受賞。ステンレススティールの細いワイヤーを独自の技法で立体にし、ワイヤーの持つしなやかさ、輝き、色合いを活かした作品を数多く制作し、国内外で高く評価されている。

https://kyokokumai.com/

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※9 Essential Silent Auction (R)

Essential Storeが開発した入札用紙だけで自由に価格をつけ、競り合わないオークションスタイル。これまでに24回開催し、多くの反響を得る。


・メディアサーフコミュニケーションズについて
イベントや様々な媒体の制作、「場」の開発、運営まで横断的に行う。近年は「都市の編集」というキーワードを基に日本橋兜町や他エリアで小さな都市開発を断続的に行う活動をしている。
【Website】https://mediasurf.co.jp/
【Instagram】https://www.instagram.com/mediasurf/
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