JR常磐線、東京メトロ千代田線が通る「綾瀬駅」は、都心への交通の利便性も高く、働き世代やファミリーに人気のエリア。駅前では大型マンションの建設が進むなど、今後も更なる人口増加が期待されています。
そんな人気エリアの綾瀬駅ですが、バス停留所とタクシー乗り場が駅前通り沿いにあり、長年に渡り駅前の車両の流れに滞りが生じていました。こうした問題を解決するため、足立区では令和６年３月から綾瀬駅東口駅前交通広場の工事に着手。令和７年１月19日（日）から交通広場（ロータリー）を先行開放します。

　交通広場（ロータリー）に移設・新設されるのは、バス停留所やタクシー乗り場、タクシープール、身体障がい者優先乗降場の４つ。
　タクシー乗り場は令和７年１月１９日（日）の開通式終了後、駅前通りからロータリーに移設して運用を開始します。加えて、タクシープールを新設することで、駅前通りの交通渋滞解消に繋げます。
また、コミュニティバス「はるかぜ」の４路線が、令和７年１月２０日（月）から乗り入れを開始。運行ダイヤを改正・増便し、利便性が向上します。

　さらに令和７年３月までにイベント用分電盤、車両の乗り入れが可能な舗装構造、手洗い場が整備されたオープンスペースも完成予定。隣接する都立東綾瀬公園（通称ハト広場）まで一体的に整備することで、キッチンカーや屋台の出店など、これまでとは異なるイベントの開催が期待されます。


ロータリー部分が１月１９日から先行開放。オープンスペースは３月まで工事中。




これまで道路で隔てられていた部分（左）を一体的に整備し段差を解消（右）。オープンスペースには今後ベンチやソーラー照明灯を配置予定


　今後も綾瀬駅徒歩６分にある旧こども家庭支援センター等跡地に、「保健センター」「区民事務所」「子育てサロン」「講堂（ホール）」を集約した施設の整備を予定するなど、変化が続く綾瀬駅。また北綾瀬駅でも、令和７年夏頃に交通広場の運用開始とともに、約５０店舗からなる大型商業施設がオープンします。
　公園が多く、緑が豊かでファミリー層から人気の綾瀬・北綾瀬エリアの今後にぜひご期待ください。

【令和７年1月19日（日）交通開放記念式典開催】
綾瀬駅東口駅前交通広場の一部先行開放（道路の一部が現在工事中）に伴い、交通開放記念式典を実施します。式典では、足立区長や足立区議会議長による来賓挨拶、出席者によるテープカット、写真撮影を行います。

日　時：令和７年１月１９日（日）午前１０時から　※３０分程度で終了予定、雨天時は中止
場　所：綾瀬駅東口駅前交通広場（足立区綾瀬三丁目４番）
出席者：足立区長、足立区議会議長、綾瀬駅周辺地区まちづくり協議会員　他
内　容：区長挨拶、議長挨拶、地元代表者挨拶、来賓等によるテープカット、写真撮影
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