スターティアホールディングス株式会社(本社：東京都、代表取締役：本郷秀之、証券コード：3393)は、連結子会社でバックオフィスDX支援事業を手掛けるスターティアレイズ株式会社(本社：東京都、代表取締役：古川征且) において、国内企業の「RPAの導入・活用」に関するアンケート調査を実施いたしましたので、お知らせします。


■背景

本調査はDX化や働き方改革が推進されていくなかで、業務自動化や業務効率化として注目されているRPAの導入の現状および課題を把握するために国内企業に勤めている方を対象にアンケートを実施しました。

■調査概要

l 調査期間：　2024年11月22日～2024年12月14日
l 調査方法：　インターネットリサーチ（Fastask利用）
l 調査対象：　国内企業に勤める13,201名、RPAを利用していると答えた一般企業勤務者507名
l 内容 ：【2024年度版】RPAツールの導入・活用に関するアンケート調査　(スターティアレイズ調べ)

■調査結果サマリ

（１）国内企業のRPA導入率
国内企業全体のRPA導入率は13.04%、中小企業では8.51%、大企業では27.69%となり、いずれも2023年より微増した。

（２）RPAツールを導入する前の課題
1位「手作業による業務が多い（入力・転記・登録など）」227票、2位「手作業によるミスが多い」212票が主な課題として挙げられた。

（３）RPAツールを導入する際に重視したこと
1位「操作性が簡単」197票、2位「有料だが低価格・予算内だった」175票と、操作性とコスト効率が特に重要視されている。

（４）RPA導入後の全体満足度
「大変満足」16.6%、「満足」56.8%で、合計73.4%がRPA導入において満足している。不満は3%未満にとどまった。

■調査内容


（１）国内企業のRPA導入状況



国内企業全体のRPA導入率は13.04%であり、「導入はしていないが検討している」が5.23%、「導入はしていないが興味がある」が6.53%となった。導入済み企業の割合は大企業が27.69%と中小企業の8.51%を大きく上回り、企業規模による導入状況の違いが明らかになった。また、2023年度の調査と比較すると、大企業では24.78%から27.69%へ、中小企業では7.44%から8.51%へと導入率が緩やかに増加しており、RPA導入が引き続き進展していることが示された。


（２）RPAツールを導入する前の課題



RPAツールを導入する前の課題として、「手作業による業務が多い（入力・転記・登録など）」が227票で最多となり、次いで「手作業によるミスが多い」（212票）、「人手不足」（184票）が挙げられた。これらの結果から、手作業業務の効率化や正確性の向上、そして深刻化する労働力不足への対応が、RPA導入を検討する主な理由であることが読み取れる。


（３）RPAツールを導入する際に重視したこと



RPA導入の際に重視されたポイントとして、「操作性が簡単」（197票）が最も多く選ばれ、2023年の1位「有料だが低価格・予算内だった」（130票）を上回った。2位には「有料だが低価格・予算内だった」（175票）が入り、ツールの使いやすさとコストパフォーマンスが引き続き重要な要素であることが示された。また、「複数人・拠点間で利用できる」（124票）が3位に選ばれ、組織全体で効率的かつ柔軟に運用できる点も求められていることが明らかになった。


（４）RPAツール導入後の課題やトラブル



RPAツール導入後の課題として、「ロボを作成できる人が限られている」が200票で最多となり、2023年の157票に続き、RPA運用における属人化が依然として大きな問題であることが浮き彫りになった。また、「RPAが社内で横展開できない」（126票）、「費用対効果が測れない」（123票）も上位に挙げられ、運用体制や成果の可視化が導入企業における主要な課題であることが明らかになった。


（５）RPAに置き換えた業務




RPAに置き換えた業務として、「データ分析」が187票で最多となり、続いて「データ入力・転記」（160票）、「プロジェクト管理」（147票）、「財務・会計」（147票）が上位を占めた。この結果から、RPAが主にデータ処理や管理業務の効率化に利用されていることを示している。また、「顧客サポート」（109票）や「マーケティング」（107票）といった業務も上位に挙げられ、事務作業だけでなく顧客対応や企画業務にも活用されていることが明らかとなった。


（６）RPA導入後の全体満足度





RPA導入後の全体満足度に関する調査では、「満足」（56.8%）と「大変満足」（16.6%）を合わせた割合が73.4%となり、前年（57.38%）から大幅に上昇していることが分かった。この結果から、RPAが多くの企業において期待以上の成果をもたらしていることを示している。一方で、「不満」（2.0%）や「とても不満」（0.8%）と回答した割合は引き続き低い水準を維持しており、導入企業の大半がRPAを肯定的に評価している。


【2024年度版】RPAツール導入に関するアンケート 調査結果レポート】ダウンロードはこちら
https://robotango.biz/downloads/rpa-survey-2024/



■スターティアレイズについて
スターティアレイズは国内労働力減少を社会課題と捉え、「働き方改革」として労働生産性の向上やダイバーシティの対応として、RPA『RoboTANGO』やiPaaS『JENKA』の業務効率化ツールを中心に展開しています。PC作業の自動化支援をはじめ、人工知能を使ったファイル自動識別での検索サポートなど、労働者の作業効率を向上させるサービスを他事業者とのアライアンスを駆使して、新しい価値のITツールを市場に先駆けて展開して参ります。

【会社概要】
会社名：スターティアレイズ株式会社
所在地：東京都新宿区西新宿2-3-1　新宿モノリス19階
代表者：代表取締役社長　古川征且
資本金：9,000万円
設立： 2017年11月10日
事業内容：バックオフィスDX支援事業
HP： https://www.startiaraise.co.jp/


■スターティアホールディングスについて
スターティアホールディングスグループは、デジタルマーケティング(事業会社:クラウドサーカス株式会社)とITインフラ(事業会社:スターティア株式会社、スターティアレイズ株式会社、等)を通じ、中小企業のデジタルシフトを進めていきます。「最先端を、人間らしく。」をコーポレートスローガンに、デジタル技術やサービスを、分かりやすく寄り添って提供します。

【会社概要】
会社名：スターティアホールディングス株式会社
所在地：東京都新宿区西新宿２-３-１ 新宿モノリス１９F
代表者：代表取締役社長 兼 最高経営責任者　本郷秀之
設立：1996年2月21日
上場取引所：東京証券取引所 プライム市場（証券コード：3393）
事業内容：グループ会社の経営管理等
HP ：https://www.startiaholdings.com/
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