【NPO等対象の助成金】「第21期ナショナル・トラスト活動助成」の募集を開始 -豊かな自然を守るためのナショナル・トラスト活動(土地購入)を応援します-
絶滅の危機にある動植物や豊かな自然環境を守るため、ナショナル・トラスト活動に取り組むNPO等を対象に、土地購入費用等を助成します。2025年度の募集を4/1から開始します。

希少な生きもののすみかや、将来世代に引き継ぎたい美しい風景であっても、保護区等の制度で守られず、失われていく自然がたくさんあります。このような自然を未来の子どもたちへ残していくために、(公財)自然保護助成基金と(公社)日本ナショナル・トラスト協会は、各地のトラスト活動を支援し重要な土地を確保していくための助成制度を、2005年に創設しました。
森や湿原などの土地を取得して、その自然を守るナショナル・トラスト活動に取り組む団体を対象に、土地の取得費や維持管理費などを助成します。2025年度も、多くの団体の皆様に本助成制度をご活用いただければ幸いです。
■第21期ナショナル・トラスト活動助成の概要
- 応募資格
法人格を有する団体(NPO法人、一般財団法人、公益財団法人など)で、地域の自然環境の保全を目的として活動している団体
- 対象となる土地
絶滅危惧種など希少な野生生物の保護や、生物多様性の保全に資する土地
- 対象となる費用
自然保護のための土地購入費用
自然保護のための土地賃貸費用
トラスト団体の立ち上げにかかる費用
トラスト地に係る維持管理費用
- 助成総額
500万円(1団体につき、複数年にかけて総額800万円までの助成が可能)
助成件数は、1~2件
- 応募期間
2025年4月~2026年3月(助成金総額に達し次第終了)
■助成実績
これまで、のべ18団体に助成を行い、絶滅の危機にあるツシマヤマネコやキタサンショウウオの生息地、色鮮やかな花々が咲く阿蘇の草原などの土地取得を支援しました。本助成金を活用して取得した土地には、共通デザインの看板が設置されています。
(過去の助成事例はこちらをご覧ください)

ツシマヤマネコ・トラスト(長崎県対馬市)NPO法人ツシマヤマネコを守る会

キタサンショウウオ・トラスト(北海道釧路市)NPO法人トラストサルン釧路

阿蘇花野トラスト(熊本県高森町) 認定NPO法人阿蘇花野協会
<第20期の助成先>
2024年度は、認定NPO法人霧多布湿原ナショナルトラスト(北海道)に助成を行い、貴重な湿原が保護地として守られました。詳しくはこちらをご覧ください。

霧多布湿原

■ナショナル・トラストとは?
19世紀の英国で始まった市民運動です。豊かな自然や歴史的な環境を守るために、寄付を募って土地や建物を取得し、永続的に守る活動です。ピーターラビットの著者ビアトリクス・ポターもこの活動を支援し、湖水地方の自然を守るために多大な協力をしました。日本では1964年に鎌倉で始まり、その後、天神崎、知床、柿田川、トトロの森をはじめ国内50以上の地域へ広がっています。
2022年12月に開催された生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)では、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、反転させる「ネイチャーポジティブ」を実現するために、陸と海のそれぞれ30%を保全・保護する目標「30by30」が約束されました。ナショナル・トラスト活動は、生物多様性を守るために重要な土地を確保する取り組みで、30by30の目標達成に直結するものです。
<トラスト地の例>
日本ナショナル・トラスト協会は、全国60か所に計1,765ヘクタールのトラスト地を所有しています。
※トラスト地一覧はこちら

アマミノクロウサギ・トラスト3号地(鹿児島県龍郷町)

白保アオサンゴ・トラスト(沖縄県石垣市)

富士山高原トラスト(山梨県富士河口湖町)

両神山トラスト(埼玉県小鹿野町)
■実施団体
助成資金を提供する(公財)自然保護助成基金と、ナショナル・トラスト活動を推進する(公社)日本ナショナル・トラスト協会の共同事業です。


詳細は助成金のサイトをご覧ください。
詳細を見る
【お問い合わせ先】
(公社)日本ナショナル・トラスト協会
〒171-0021東京都豊島区西池袋2-30-20音羽ビル
Tel.03-5979-8031 E-Mail:office@ntrust.or.jp
https://www.ntrust.or.jp/
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希少な生きもののすみかや、将来世代に引き継ぎたい美しい風景であっても、保護区等の制度で守られず、失われていく自然がたくさんあります。このような自然を未来の子どもたちへ残していくために、(公財)自然保護助成基金と(公社)日本ナショナル・トラスト協会は、各地のトラスト活動を支援し重要な土地を確保していくための助成制度を、2005年に創設しました。
森や湿原などの土地を取得して、その自然を守るナショナル・トラスト活動に取り組む団体を対象に、土地の取得費や維持管理費などを助成します。2025年度も、多くの団体の皆様に本助成制度をご活用いただければ幸いです。
■第21期ナショナル・トラスト活動助成の概要
- 応募資格
法人格を有する団体(NPO法人、一般財団法人、公益財団法人など)で、地域の自然環境の保全を目的として活動している団体
- 対象となる土地
絶滅危惧種など希少な野生生物の保護や、生物多様性の保全に資する土地
- 対象となる費用
自然保護のための土地購入費用
自然保護のための土地賃貸費用
トラスト団体の立ち上げにかかる費用
トラスト地に係る維持管理費用
- 助成総額
500万円(1団体につき、複数年にかけて総額800万円までの助成が可能)
助成件数は、1~2件
- 応募期間
2025年4月~2026年3月(助成金総額に達し次第終了)
■助成実績
これまで、のべ18団体に助成を行い、絶滅の危機にあるツシマヤマネコやキタサンショウウオの生息地、色鮮やかな花々が咲く阿蘇の草原などの土地取得を支援しました。本助成金を活用して取得した土地には、共通デザインの看板が設置されています。
(過去の助成事例はこちらをご覧ください)

ツシマヤマネコ・トラスト(長崎県対馬市)NPO法人ツシマヤマネコを守る会

キタサンショウウオ・トラスト(北海道釧路市)NPO法人トラストサルン釧路

阿蘇花野トラスト(熊本県高森町) 認定NPO法人阿蘇花野協会
<第20期の助成先>
2024年度は、認定NPO法人霧多布湿原ナショナルトラスト(北海道)に助成を行い、貴重な湿原が保護地として守られました。詳しくはこちらをご覧ください。

霧多布湿原

■ナショナル・トラストとは?
19世紀の英国で始まった市民運動です。豊かな自然や歴史的な環境を守るために、寄付を募って土地や建物を取得し、永続的に守る活動です。ピーターラビットの著者ビアトリクス・ポターもこの活動を支援し、湖水地方の自然を守るために多大な協力をしました。日本では1964年に鎌倉で始まり、その後、天神崎、知床、柿田川、トトロの森をはじめ国内50以上の地域へ広がっています。
2022年12月に開催された生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)では、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、反転させる「ネイチャーポジティブ」を実現するために、陸と海のそれぞれ30%を保全・保護する目標「30by30」が約束されました。ナショナル・トラスト活動は、生物多様性を守るために重要な土地を確保する取り組みで、30by30の目標達成に直結するものです。
<トラスト地の例>
日本ナショナル・トラスト協会は、全国60か所に計1,765ヘクタールのトラスト地を所有しています。
※トラスト地一覧はこちら

アマミノクロウサギ・トラスト3号地(鹿児島県龍郷町)

白保アオサンゴ・トラスト(沖縄県石垣市)

富士山高原トラスト(山梨県富士河口湖町)

両神山トラスト(埼玉県小鹿野町)
■実施団体
助成資金を提供する(公財)自然保護助成基金と、ナショナル・トラスト活動を推進する(公社)日本ナショナル・トラスト協会の共同事業です。


詳細は助成金のサイトをご覧ください。
詳細を見る
【お問い合わせ先】
(公社)日本ナショナル・トラスト協会
〒171-0021東京都豊島区西池袋2-30-20音羽ビル
Tel.03-5979-8031 E-Mail:office@ntrust.or.jp
https://www.ntrust.or.jp/
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