西暦2000年”ミレニアムイヤー”のファッション誌は何を取り上げていたのか?
2017年6月号で創刊20周年を迎える『STREET JACK』。そのバックナンバーを紐解きながら、当時の若者ファッションシーンを振り返ります。
移り変わりの激しいストリートのファッションシーンを
約20年に渡り追い続けてきた『ストリートジャック』。
約20年に渡り追い続けてきた『ストリートジャック』。
雑誌名こそ創刊当時から変わらないが、その中身は
時代の流れに合わせるように、大きく変化していった。
そんな過去のアーカイブスから、当時の時代背景や
ファッショントレンドが分かる“名物号”をピックアップ!
SJ CHRONICLE 1997-2017
【第11回】2000年2月号/前編
DATA
発売日:1999年12月24日
表紙:田中麗奈
巻頭特集:全国古着SHOP大縦断!「今、買いの古着」582総奪取!
2000年代に入って第一弾のストリートジャック。
正確には1999年12月24日発売なので厳密に言えば「1900年代に発売された最後のSJ」なのだが、いわゆる『1999年7月世界滅亡』を乗り越えた時点で日本人はみんなこれから来る「ミレニアム(1000年に一度の瞬間!)」に夢中だったので、この頃にはもう気分は2000年! 細かいことは置いておこう。
さて、目次はこちら。
世の中は不景気であっても、サブカルチャーは黄金期を迎えたいた日本。
CDは握手券なんかつけなくてもバカスカ売れ、
洋服もスニーカーもプレ値がついて高額取引され、
ファッション誌が「バイブル」だった時代ーー。
そんな「ファッション誌の美しき時代」を、紐解いてみよう。