「なんだか寝付けない」をドリンクで解消!
ポイントは「副交感神経」を優位にさせること
就寝前のリラックスドリンク
〝おやすみ前〟に
リラックス成分を補充
自律神経の不調による症状のなかでも頻度が高く、辛い症状が〝不眠〟。眠らなければと思うほど逆に目が冴え、その焦りが自律神経の働きをさらに低下させ、悪循環に陥ってしまう。
睡眠は自律神経のなかで心身をリラックスさせる副交感神経が担っており、快適な睡眠は、副交感神経を優位にすることがポイントとなる。
「ココアの原料・カカオに含まれるGABAは副交感神経に効いて神経を鎮める成分。ミルクには鎮静効果のあるカルシウムや睡眠ホルモン・メラトニンの原料となるトリプトファンが含まれており、ホットココアは快眠に最適です。大豆にもトリプトファンが含まれるので、豆乳ミルクもお薦めです」。
里見さんは、レタスも快眠を助ける食材として重要視。ラクッコピコリンと呼ばれる、副交感神経に働きかける成分が豊富に含まれているのだ。
「ラクッコピコリンは素早く吸収・眠気を促す作用があります。就寝の30分ほど前に摂るとよいでしょう」。
=リラックスドリンクメニュー=
ホットココアミルク
<材料1人前>
ココア(無糖)…大さじ1
牛乳…3/4カップ
オリゴ糖…適宜
<作り方>
カップにココアと牛乳大さじ2杯(分量中)を入れて混ぜ、なじんだら残りの牛乳を加え、電子レンジで約1分加熱。オリゴ糖を加える。
ホット豆乳ミルク
<材料1人前>
調整豆乳・牛乳…各1/2カップ
すりおろししょうが…少々
蜂蜜…適宜
<作り方>
カップに調整豆乳と牛乳、すりおろししょうがを入れて混ぜ、電子レンジで約1分加熱する。好みで蜂蜜を加えても美味しい。
レタスジュース
<材料1人前>
レタス…100g
バナナ…小1本
キウイフルーツ…1個
ヨーグルト…100g
<作り方>
バナナ、キウイフルーツをざく切りにし、ミキサーに入れる。レタスをちぎって入れ、ヨーグルトを加え、かく拌はんする。