夏休みスペシャル!! ユニバーサル・スタジオ・ジャパン令和完全攻略法
―出かける前に知っておくと便利な情報
USJを100倍楽しめる、今さら聞けない話①
今さら聞けない&こぼれ話 《準備編》
【ユニバへ遊びに行く前に観ておきたい映画のお話】
古くはジョーズやターミネーター、最近だとSINGなど、ユニバには映画をモチーフにしたアトラクションが多数、あります。そのなかでもイチオシの作品は、「ビートルジュース」。字幕ではなく吹き替えで観て欲しい、ちょっとしたこだわりがあります。
マイケル・キートンが演じるビートルジュースの吹き替えは、奈良県生まれ大阪市育ち吉本クリエイティブ・エージェンシー所属芸人こと西川のりおさん。関西弁特有の言い回しでビートルジュースを演じているからこそ、ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショーのМCビートルジュースに紐づけられているのです。
なおオフィシャルホテルでは、ユニバに関係する映画を各部屋で鑑賞できるプランが用意されています。
【ユニバの公式アプリを行く前にダウンロードしておきましょう】
ユニバの公式アプリは <http://www.usj.co.jp/enjoy/app/ >から、ダウンロードできます。GPS機能を搭載しているので、自分のいる位置から利用したいアトラクションまでの距離とスタンバイ時間が表示されるほか、ショーのスケジュールも掲載されているので、これらを確認しながら行動してみてください。施設情報の検索にも対応していますので、トイレや食事の場所なども、自分のいる場所からチェックするには便利です。しかし、この機能はユニバにいないと使えません。もしもスタンバイ時間を外から知りたいならば「MY待ち時間 for USJ」というアプリを活用してみてくださいね。ただし、通信量が多くなりますので消費電力も多くなります。バッテリーの残量には十分注意してください。
【ユニバで使える電子マネーやクレジットカードなどのお話】
電子マネーはiD、WAON、QUICPay に対応していますが、外のワゴンや屋台では使えないので注意が必要です。なかでもイチ押しなのはWAON。理由は買い物で唯一ポイントが貯まるからです。ちなみにau ウォレットは電子マネーとして使えないためチャージもできませんが、MasterCard 扱いで1回払いにすれば、支払いとして使うことができます。
一方クレジットカードはVISA、MasterCard、JCB、銀聯カード、イオンカード、AMEX、Diners Club、Discover の利用が可能ですが、全て1回払いのみで分割対応していません。VISA およびJCB のギフトカードも使えますが、おつりが出ないので気をつけましょう。
なおクレジットカード機能付きの年間スタジオ・パス・プラスでは、ポイントを年間スタジオ・パスの更新時に割引として使えます。
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USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)令和完全攻略法
著者 てらこ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下ユニバ)を攻略するということは、人生最大の謎解きゲームに挑戦するのと同じ。謎を解くにはカギ、ヒントが必要になりますが、本書は大いにその手助けになることでしょう! 攻略のカギ、裏ワザがところどころに隠されていますので、探してみてください。
本書の最大の特徴は多くが、英語、中国語のセミ「マルチリンガル」表記になっていること。海外の友人たちにも本書のマップを見せて、指差し案内できるような構成になっています。
またユニバには海外のお客さん以外にも、小さなお子さんから年配の方まで、幅広い層のゲストが訪れています。
わかりにくいことをスマホやタブレットで調べるのではなく、本書をパラパラっと開いて、必要な情報にたどり着けるよう、エリア、アトラクション、ショップ&レストラン、および大阪や周辺情報と、カテゴリー別にわけて詳細に掲載しています。
この詳しさと情報量は、公式のガイドブックでさえも「真っ青になる」かもしれません!
本書の唯一無比の自慢である「巻末のお役立ちマップ」は、資料やサイトを参考にしたのではなく、実際にユニバをまわって細かくチェックした集大成。
ゴミ箱や段差などは、たくさんありすぎて、正直、見づらいかもしれませんが、そういったところに敢えてこだわったのは、ゲストの目線から「必要と感じた」からです。
それ以外の「いまさら聞けない&こぼればなし」は主に、ユニバで働くクルーや元ユニバ関係者などから直接、話を聞いてまとめてみました。知人の紹介を通じて、先々のプロジェクトに関わる人脈にも巡り合えましたが、簡単には教えてくれません。クルーも知らない最新の情報をキャッチするということは、至難の業でした。
ユニバは常に進化をし続けています。ちょっと情報収集をサボっていると、ガラっと変化してしまっているのは日常茶飯事。裏を返せば、細かい変化にイチ早く気がつくことも楽しみの1つです。
初めてユニバに行く方にも、ちょっと「ユニバ通」を自認する方にもおすすめできる、この一冊。
この夏は、この夏こそは本書を片手に、ユニバめぐりで決まり!